残念ですが、既に資産を構築している以外の方が楽して稼ぐことはほぼ100%不可能です。
資産形成にはとにかく時間が必要です。私は30代になってから資産の構築に挑戦していますが、資産形成は早く始めればそれだけ効果が出るものです。
”資産形成勉強会”は『20代の頃に私が知っておきたかった資産形成に関すること』をメインの題材にしています。色々な方向から資産形成についてアプローチし、みなさんに役立つ情報が提供できれば幸いです。
この記事をご覧の方には「毎月一定の金額を貯金している方におすすめの投資信託|インデックスファンドの投資≒貯金!?」も参考になります。
インデックスファンド投資を始めようと思ったきっかけ
私は新卒で入社した会社は2年半ほどで退職し、とある縁で知り合った方とスタートアップに挑戦することになりました。
ただ、私自身は全く資産がなかったのもあって、創業者にはならず社員として雇ってもらうことになりました。
それから3年ほど、会社がなんとか安定して利益を上げられるようにと頑張ってきました。
スタートアップ企業はやりがいはあるが大変だった
起業するのは本当に大変で、最初の頃はなかなか利益も上げられないので、給与も前職よりも幾分か下がってしまいましたが、新しいことに挑戦する楽しみがあったため、何とかやってこれていました。
3年ほど仕事漬けの日々を送っていましたが、運よく会社が安定して利益を上げられるようになり、社員を雇うことができるようにもなりました。
そうなると、今まで休日にも仕事しかしていなかったのですが、きちんと休日にも休めるようになり、今後の人生について考える時間もできました。
仕事を頑張っても自分に資産が残らない不安
その時にふと思ったのが、今のまま一生懸命仕事をしているだけでは、定年を迎えて引退するようになった時に、自分には何の資産も残らないということでした。
一緒にスタートアップをした社長は、会社が成長すればその会社自体が資産となりますが、自分は経営者としてコミットしていないため、会社からもらう給与に収入を依存してしまいます。
会社以外に収入源を確保した方がいいと思い立った
それに、今は安定して売上や利益が上がっている会社でも、今後どうなってしまうかは分かりません。
会社がふとしたきっかけでなくなってしまった場合、私には収入を得る手段がないことに気が付いたのです。
これはまずいと思ったので、社長にも副業としてを行うことを承知してもらいアフィリエイトをすることにしました。
アフィリエイトで月10万円ほどの副収入を得て投資を始める
もともとウェブサイトを作る技術はあったため、コツコツサイト作成を続けていくうちに、毎月10万円ほどのキャッシュを生み出すことができるようにまで成長させることができています。
この副業で稼いだお金を上手く増やすことができないかと考えたのが、私が投資を始めるきっかけとなりました。
A8.net は最大手のアフィリエイトASPなので、大抵のアフィリエイト案件なら揃っています。まずはこちらに登録して、自分のサイトに合ったアフィリエイトの案件を探してみるといいでしょう。関連記事「ストックビジネスではなくフロービジネスのアフィリエイトサイトは資産になるか?」
貯金ではなく投資を選んだ理由
私はもともとコツコツ貯金をしていくのが苦手なタイプです。
大学卒業後に就職をしても、2~3年はロクに貯金もせず給料をほぼ全て使ってしまっていました。
ほぼ貯金が0の状態のままスタートアップに挑戦することになり、あまりの忙しさに2~3年は何をしていたかすら思い出せないぐらい仕事をしていましたが、その間も貯金は全くと言っていいほどできていませんでした。
最初に取り組んだのは貯蓄型保険
そんな時に、保険会社の営業があり、これは良い機会だと考えて、老後の資金を確保しておくために、貯蓄型の保険を利用することにしました。
貯金が苦手なことを逆手に取り、給料が入ったらすぐに引き落としてしまい、自分の手元に現金が残らないようにしてしまえば上手く貯蓄ができることが分かりました。
その後、仕事でも縁があった方が保険会社に転職して、保険の商品を案内しにきました。
さらに保険を契約して60歳時に1億円の資産が作れるプランに加入
せっかくだから加入しようと思ったので、現状の貯蓄保険と併せて、これから年収500万程度を維持していれば60歳で1億円貯められるマネープランを作ってもらい、それから1年ほど経つ今でもなんとか継続できています。
2017年3月末で、貯蓄型保険の法律関係に見直しがあり、これから貯蓄型の保険にはあまり魅力がなくなってしまうようですが、事前に加入していた場合は特にデメリットがないようなので、このまま維持しておこうと思います。
関連記事「子どもが生まれたら0歳から生命保険に入れた方がいい4つの理由」
親世代は「貯金貯金」と言うが私は苦手だったし疑問を感じていた
さて、貯金ではなく投資を選んだ理由ですが、私自身が貯金を非常に苦手としていることと、コツコツ貯金をしても、金利が安すぎてタンス預金と変わらないことが主な理由となります。
私は30代前半ですが、自分の親の世代はバブル期の超高金利時代も経験しているので、今では考えられない年利6%にもなるような金利の時代を生きていました。
そういった事情もあって、親の世代は何かと貯金、貯金と言います。
貯金より投資が現代でのデフォルト
が、はっきり言って貯金には今何のメリットもありませんし、今すぐ必要ではない資金であれば、投資を利用して年利3%~4%ぐらいを目指す方がインフレリスクにも対応できるので魅力的です。
投資である以上資金が目減りするリスクはありますが、貯金では資産を形成することができないと感じたのが非常に大きな理由になっています。
関連記事「NISAよりも節税効果の高い財形貯蓄もおすすめできる積立貯金です」
インデックスファンドを選んだ理由
上記のようにスタートアップへの挑戦やアフィリエイトによる副業への挑戦の間にも、前々から興味のあった株式投資やシステムトレードによるFX投資などにも挑戦してきました。
ただ、これらがことごとく失敗してしまい、自分のセンスのなさを痛感することになります。
ローリスクローリターンはあり得ない
投資の基本はリスクとリターンの釣り合いで、ハイリターンを得ようと思えばハイリスクに挑戦する必要が出てきます。
そして、資金が潤沢にあるか投資に対するセンスがあれば話は別かもしれませんが、どうやら私にはどちらもないようでした。
調べるうちに投資信託とインデックスファンドの存在を知る
そんな中、なんとかしてリスクを最小限に抑え、リターンを増やす投資方法がないかと調べていた時に、投資信託がよさそうだという話をいくつか耳にしました。
投資信託には、アクティブファンドとインデックスファンドがあります。
どうやらインデックスファンドは誰でも成功できる投資方法らしい
投資の世界ではプロでも常に勝利するのは難しい世界のようで、多くのウェブサイトでもインデックスファンドが推奨されていました。
下記のようにインデックスファンドを推奨するツイートもあります。
絶対確実ではないが、誰でも、そこそこの確率(50%以上?)で億万長者になる方法。まず週に合計8時間、コンビニ等(時給1000円強)でバイトする。増えた収入の月3万円をMSCIワールドに連動するインデックス投信で積立る。そして、これを40年続ける。はい、億万長者(1億)の出来上がり
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2016年9月10日
ポートフォリオを作って毎月決まった金額を購入するだけ
私も自分なりに調べてみましたが、アクティブファンドで運用するぐらいなら、自分なりのしっかりとした投資哲学を元に、株式投資やFX投資をした方がいいと感じていたので、インデックス投資について調べてみました。
インデックス投資は特に資金が少なくても始められる投資のようで、国内株式、国内債券、海外株式、海外債券の中から、ポートフォリオを作成して投資をする方法だったので、大勝することはなくても大敗しにくい投資方法だというのが私の感想です。
そこで、さっそくインデックス投資に挑戦することにしました。
おすすめのインデックスファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
今まで様々な貯蓄、投資方法を試してきましたが、最も自分に合う投資方法はインデックスファンドを利用したほったらかし投資法でした。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、日本の株式と債券に1/4ずつ、海外の株式と債券に1/4ずつ投資するファンドです。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのメリット
株式価格が上がると債券価格が下がり、債券価格が上がると株式価格が下がる傾向にあるので、日本と世界が好景気であっても不景気であっても、世界経済が毎年数%の成長をする限り、年利も数%になるという商品です。
リスクを極限まで減らしつつ、銀行の預金金利よりはるかに高いリターンが期待できる商品設計が気にっています。
申し込みから初回引き落としまで約2ヶ月かかる
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、申し込みから実際の引き落としまでは2ヶ月ほど時間がかかります。
ですが、一度申し込みをしてからは毎月4日に引き落とし、毎月23日頃にファンドの購入を継続的に行ってくれます。
引き落とし日に銀行残高が足りない場合は引き落としされませんが、2ヶ月連続で引き落としされないと自動引き落としが強制的に終了となってしまうので注意しておきましょう。
私が初めて投資信託に挑戦した時に選んだインデックスファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。関連記事「【2017年】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用実績【1年目】」
このファンドを選ぶきっかけになった書籍も紹介しておきます。