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会社が帰属意識を求めてくることの滑稽さについて|仕事はお金を得るための手段

書類選考通った!(就活女子) 仕事について
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ひろきち

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私は仕事についてもっとドライに考えることを推奨しています。

もちろん、やりがいや熱意について否定することはありませんが、私はやや懐疑的に見ています。

もし、無収入であったとしてもやれるのが熱意ややりがいだと私は思っていますが、今の仕事でお金をもらえないとなったときにどのくらいの人が残ってその仕事をやり続けるのかは非常に疑問です。そんな酔狂な人はまずいないでしょう。

今回は、終身雇用を前提とした就業システムで求められていた会社への帰属意識が、終身雇用が保証されない今でも実質的に続いていることの滑稽さについてお伝えしていきます。

この記事をご覧の方には「現時点では崩壊している終身雇用制度のメリットとデメリットについて」も参考になります。

現時点では崩壊している終身雇用制度のメリットとデメリットについて
終身雇用制度、今では形骸化していることは誰の目にも明らかですが、一向になくなる気配を見せることがありません。それなら、終身雇用制度にはなくしてはいけないほどのメリットがあるのでしょうか?今回は現時点では崩壊している終身雇用制度のメリットとデメリットについて考えます。
現状に不満がある方は、手っ取り早く転職するのも一つの方法です。
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会社に就職するのは会社の理念に共感したから

まず、なぜ今の会社に就職したのかを考えてみましょう。

会社というのはどこにでもありますし、極論を言えば今の会社でなければならないという事業を行っていることも滅多にありません。

会社の提供するサービスが好きだから入社する

強いて言えば、今の会社の事業内容や経営方針、経営理念に感銘を受けた、共感をしたから入社したのではないでしょうか。

他に考えられる理由として、企業の製品が好きだからといった理由もあるでしょう。

これも会社の理念の一つになると思います。

ぶっちゃけお金のためだよね

ただ、恐らく決定的な理由は給与内容や福利厚生、年間休日などの労働条件である人も多いはずです。

他にも勤務地や転勤の有無など労働条件にかかわる事項を重要視している人は案外多いです。

新卒の方は面接の際にそれとなく聞きはしても、大っぴらに聞けない場合もかなり多いと思われます。

転職で面接を受けている人は、むしろそこが重要なことなので、まず最初に確認しておくことでもあります。

関連記事「役に立つ趣味などない!読書なんかクソくらえと思っているあなたに

役に立つ趣味などない!読書なんかクソくらえと思っているあなたに
職場でアラフォーやアラフィフ世代の方々と接していると、よく「趣味は何?」といった話題を振られると思います。 こういった場合に、馬鹿正直に自分の趣味である“ゲーム”などと言えば、すぐさま「もっと読書など役に立つ趣味をしたらどうかね?」なんて言われることは間違いありません。 ゲームでいうところの負けが決まったイベント戦闘なので、実際の趣味とは別の楽器演奏や音楽鑑賞、映画鑑賞などの、無難な趣味を一つ用意しておくのもいいでしょう。 私は読書が趣味の一つなので、楽器演奏やゲームなどより、話題を広げやすい読書で答えることにしています。 特に中高年の方には、ゲームやアニメが趣味として成立すると思っていない節があります。 今やプロゲーマーやYouTuberすらいる時代なのに、彼らは全く時代についていけてないようにすら思えます。 今回は、読書などを高尚な趣味としたがる方の鼻っ柱を折るために、役に立つ趣味などないことをお伝えしようと思います。 ただ、ここの意見をそのまま職場で言っても、浮いてしまうだけなので気を付けてください。

会社で働くのはお金を稼ぐため

お金・給料・稼ぐ・費用・金額・計算・料金

学生から社会人になる時の就職では、企業選定の際に重視することには下記のような理由があるでしょう。

  • 貢献(その事業がだれのために行われているか)
  • やりがい(その事業に参加したい)
  • 興味関心(その企業の製品が好き)
  • 自らの追求(マーケティングや広告、接客など)

労働条件より社会貢献できるかどうかや自身の興味関心が主な理由になります。

自分を取り巻く環境も少しずつ変わる

社会人になりたての頃は大抵の方が独身ですが、数年もすれば結婚をして、10年もすれば子供ができることもあります。

こうなってくると、社会貢献の度合いや自分の興味関心より、給与の額や休みがしっかり取れるかどうかなどの条件面を重要視し始めるようになります。

新卒採用の時点で10年先まで考えられる人は少ない

早い人は就活を始める時から自分の将来設計も鑑みて企業選定をするのですが、多くの方が就職してしばらく働いてから自分のキャリアプランや人生のロードマップについて考えることになります。

このタイミングでギャップが発生しやすいので、20代で1回目の転職を経験する方も、大抵は新卒入社の時と今の人生観や生活観、価値観が変化したことが原因になるでしょう。

関連記事「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない

仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない
社会人の方なら一度は聞いたことがある台詞の1つに「仕事でやっているのだから我慢しろ」などという意味不明なお叱り、提言があります。 かくいう私もよく同僚から言われるのですが、たかが金もうけの手段にすぎない仕事に対してなぜこちらが我慢をしなければいけないのか意味が分かりません。

会社に就職したのは技術やスキルを身に着けるため

成約・商談・成功

大企業に就職して定年まで勤めるというモデルケースがほぼ崩壊してしまっているので、年収を上げていくということに対してやや消極的になっている方も増えています。

現時点では崩壊している終身雇用制度のメリットとデメリットについて
終身雇用制度、今では形骸化していることは誰の目にも明らかですが、一向になくなる気配を見せることがありません。それなら、終身雇用制度にはなくしてはいけないほどのメリットがあるのでしょうか?今回は現時点では崩壊している終身雇用制度のメリットとデメリットについて考えます。

そうなると増えてくるのが職種や業務内容に対してプロフェッショナルになろうとする方です。

職能を基準に就職する会社を選べばどこでも働ける

収入の大きさで職種や業務内容を選ぶ方もいますが、多くの方は自身が好きなことや興味のある分野に関係するスキルを伸ばそうとするでしょう。

こういった考え方の人は極論を言えば働く場所はどこでもいいため、社内の行事などに一切興味を示さないことも多くあります。

不当な要求にはNOと言うこと

甘川もこ・バツ・デメリット・反対

終身雇用が前提となっていた20数年前の採用状況では、会社への忠誠心を図られるような人事や異動も数多くなされていました。

マイホームを購入したら翌年単身赴任で地方に飛ばされるなんてことは日常茶飯事でした。

今でもこういった人事異動が行われることがありますが、転職するのも少しずつ容易になってきているので、異動の説明をしたら人材が流出したというケースも出てきているようです。

企業の理不尽を我慢しても得られるものが少ない

20年前や30年前であれば、企業が終身雇用をほぼ堅実に守っていたので、こういった人事でも従うことが従業員にもメリットのあることでした。

ですが、今では終身雇用を保証していないにもかかわらず、同様の帰属意識を会社側が求めてきているのは滑稽極まりないことです。

所詮仕事という考えは大事

所詮は仕事ですから、金の切れ目が縁の切れ目になるのは明らかです。

自分の人生を守れるのは自分だけです。いつでも転職できるように準備しておくことも、これからの会社員のたしなみとなってくるでしょう。

そうでなければ利用されて使い捨てられるだけです。厳しいようですが自衛しなければ誰も守ってはくれません。

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私が会社員のメリットを十分に理解しながら、最終的には独立という選択肢を採ったのも、仕事と報酬について考えた結果、独立した方が得であると判断したからです。

「会社の大きさ≠収入の多さ」になった

昔は、仕事をするならある程度の規模の組織であることの方が有利でした。

なので、多少損であっても会社員として働いた方が結果として得でした。

ですが、今では組織の大小が必ずしも成果に直結しなくなってきています。

会社組織の運営や、そのあり方について、もう一度よく考えなければいけない時代になっているのかもしれません。

より不確実な社会になった

一生同じ会社で働くつもりの人も、将来独立しようと考えている人も、転職や起業という選択肢を全く無視することはできない時代です。

もしかしたら会社が倒産してしまうかもしれませんし、ある日突然リストラされることになるかもしれません。

どんなにその会社が好きであっても、転職や独立の可能性を視野に入れながら行動するクレバーさが求められています。

自分の給料が適正かどうかを調べる最も簡単な方法として、転職サイトに登録して他の会社からどのようなオファーがあるか見てみるというのがあります。

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現状に不満がある方は、手っ取り早く転職するのも一つの方法です。
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この記事をご覧の方には「35歳までに2回の転職をおすすめする理由」も参考になります。

35歳までに2回の転職をおすすめする理由
転職エージェントの話では30代前半までが転職市場では価値があると言われたので、大体33歳ぐらいが目途になると思います。ただ、35歳ぐらいまでならギリギリ転職も可能と考え、今回の表題にしています。
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