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企業は社会を成長させるために存在する|会社の存在意義について

仕事に対する考え方 仕事について
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この記事を書いた人
ひろきち

YouTubeのゲーム実況が好きです。 牛沢さんの動画をよく視聴しています。

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突然ですが、企業は何のために存在していると思いますか?

利益を上げるため?いえいえ、それは企業の存続に必要な条件であって、企業が存在する意味ではありません。

企業は社会の成長、社会をよりよくするために存在しています。

このように考えると、自分の仕事に対する意識を「単に給料を貰うこと」から「社会への貢献」といった形にレベルアップできると思っています。今日はそんな話をしていきます。

このページをご覧の方には「日本の会社員と奴隷労働は何が違うのか?」も参考になります。

日本の会社員と奴隷労働は何が違うのか?
奴隷とは少し違いますが、刑務所の労働時間などを調べても、明らかに一般的な会社員より労働時間が少なく健康的に働けます。今のような労働環境を当たり前とする風潮が私は嫌いです。仕事は生きるためのものであって、仕事のために他を犠牲にするなど、あってはならないと思っているからです。
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利益は企業が存続するために必要な条件

私は前職で営業をやっていたので、会社から売上についてよく聞かれていました。

営業マンや販売員の方は会社から売上や利益に対して要求されることが多いので、利益を上げることや売り上げを上げることが目的になってしまっている人も多いのではないかと思います。

ただ、これは自分の仕事をより高い次元にもっていくためには間違った考えになると私は考えています。

特に企業にいる人が陥りがちな考え方だと思っているのですが、そもそも、利益は会社が存続するために必要な条件であって、会社が存在する意味ではありません。

利益が出せるのは社会の問題に貢献しているからです。

お金を払ってでもその会社のサービスを受けたいと考えているからお金を払っているのです。

つまり、売上や利益が上がるのはお客様の問題を解決した結果であって、売上や利益を上げること自体が目的なのではありません。

お客様のどんな問題を解決しているのか?これが会社が存在する意味だと私は考えています。

あくまでも利益はその結果にすぎません。

仕事とは社会をよりよくするための手助けをすること

私は仕事とは、社会をよりよくするための手助けをすることだと考えています。

農家の方なら1人でも多くの人においしい食品を食べてもらいたいから普段の辛い農作業をしているのだと思いますし、サービス業の方なら1人でも多くの人に自分の会社が提供するサービスを利用してもらって、よりよい生活をしてもらいたからだと思います。

営業マンの方が毎日営業活動しているのは素晴らしい自分の会社の商品やサービスを1人でも多くのお客様に利用してもらうためだと思いますし、販売員の方が毎日頑張って商品を売っているのは、1人でも多くの方に自社の素晴らしい商品を利用してもらって、より便利な・より快適な・より楽しい生活をしてもらうためだと思います。

普段の仕事は辛く苦しいものだと思いますし、時には嫌になってしまったり、やる気がそがれるようなこともあるかもしれません。

でも、自分の仕事は社会をよりよくするための手助けになっているはずですし、そうでなければその会社で仕事をする意味はあまりないと思います。

自分の会社が社会のどの問題に焦点を当てて、どのような方法でその問題を解決しようとしているのかをもう一度よく考えてみるといいと思います。

そうすることで、大抵の辛い仕事は向かうべき1つの方向に向かっていることが分かると思っています。

もしかしたら、会社のやっている事業(仕事)がどうしても社会をよくするための行為とは思えないこともあるかもしれません。

そういう場合はすぐにでも転職をすることをおすすめします。

合わない考えの場所にいつまでもい続けることは会社にとっても本人にとっても喜ばしいことではありません。

仕事における利益とは社会への貢献度に対する1つの評価基準

利益は社会の問題を解決した結果と先ほど言いましたが、もう少し突っ込んだ言い方をすれば、利益の額が社会への貢献度を計る1つの基準だと考えることもできると思います。

世の中には商品やサービスが溢れています。お客様があなたの会社の商品やサービスを選んだのには理由があるはずです。

その理由がより高いレベルのものであればあるほど、粗利率が高いか、販売額が大きいかするはずです。

例えば、ルンバでは、「掃除機を自分で操作しなければならない」という問題に焦点を当てていたのではないかと思います。

「もし自分が仕事をしている間に部屋を綺麗にすることができたら便利だな」とか「家事の時間を減らしてもっと育児に重点を置けるといいな」など掃除機を自分で操作しないようにしたいと考えている人は多く、「かといって掃除の手を抜きたいわけじゃない」と考えている人の問題をうまく解決できる1つの提案だったのではないかと思います。

だから掃除機としてはかなり高い値段設定にも関わらず購入する人が多く、また、他の企業が真似をして類似品を出してきても一定のシェアを取れているのは「掃除の手を抜きたいわけではない」という方の需要も取り込んでいるからではないでしょうか?

このように、商品が売れたり、サービスがヒットする裏側にはこういった社会問題の解決という概念があると私は考えています。

その社会問題が大きければ大きいほど、解決するのは困難であり、それを解決する1つの提案として出た商品やサービスが大ヒットして利益を上げることができる裏付けとなるのではないでしょうか?

自分がいる会社は社会のどんな問題を解決しようとしているのか?

さて、あなたの会社が提供するサービスは世の中のどんな問題を解決しようとしているのでしょうか?

いまいちよく分からないと思う方は、会社の経営理念を読んでみるといいと思います。

経営理念には創業者(経営者)が社会のどのような問題を問題だと考え、それを解決するためにどのような行動を取るかが書かれているはずです。

この理念をもう一度読んでみて、それに自分も共感できるなら会社員として働き続ける選択肢もありだと思います。

その理念を実現するために、営業力や販売力、プレゼンテーション能力や事務能力、さまざまな個人の力を集めた集団が会社であり企業であり事業です。

会社員として働いていると目先の仕事に意識がいきがちですが、経営理念に共感できるかどうかは1つの指標となるはずです。

自分は社会のどんな問題を解決したいと思っているのか?

また、会社で仕事を続けていくうちに、自分が興味のある社会の問題や、自分が解決したいと考えている社会の問題が、今の会社が解決したいと考えている問題とずれてくることもあると思います。

理想的なのは会社の解決したい問題と自分の解決したい問題が完璧に一致することですが、なかなかそう上手くはいかないと思います。

それに、会社が掲げている経営理念が形骸化してしまい、仕事をしていて違和感が出てくるといったこともあるかもしれません。

あなたはどんな問題を解決したいと思いますか?または、あなたは今の社会でどんなことが問題だと考えていますか?

会社で仕事をすることに疑問が出てきた時は、このことをもう一度よく考えてみるのがいいと思います。

ちなみに、私は今の会社と個人の関係が歪んできてしまっていることが問題だと思っていて、それを解決したいと思っています。

歪んできている関係と考えているのは労使関係です。

今ある多くの会社と個人の間に上に記載していたような社会の問題を解決するという意思疎通ができているとは思えません。

また、私は個人としての幸せも追求していくべきだと考えているので、もっと多様な労働条件があっていいと思っていますし、売上や利益のみを追求するのは会社の存在意義としても間違っていると考えています。

私はこれらのことを問題だと考えて、それを解決する手段として「多くの人が独立をし、フリーランスとして会社と契約を結ぶことで、会社の理念の実現にのみ協力するようになる」社会の実現を目指していきたいと考えています。

そのための第一歩として、まず自分が独立をして生活費を稼いでいけるようになることその収支を公開することで独立しようと考えている人の後押しをすること、この2つにまず取り組んでいきたいと思っています。

正直自分のやっている事業はまだまだ独立をして生活費を稼げるだけのものにはなっていません。

それに、本当に生活費を稼げるだけの事業に成長するのかもまだ未知数といった状況です。

それでも、会社にもっと従業員との労使関係を考えてもらえるような社会にするには、今のところ独立する人が多数派になる社会の実現という答えしか私は出せていません。

もっといい案があるといった方や、それならこんな方法があるといった方がいらっしゃったら、ぜひ教えてほしいと思っています。

問い合わせフォームもありますので、ご連絡をいただければ幸いです。

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この記事をご覧の方には「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない」も参考になります。

仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない
社会人の方なら一度は聞いたことがある台詞の1つに「仕事でやっているのだから我慢しろ」などという意味不明なお叱り、提言があります。 かくいう私もよく同僚から言われるのですが、たかが金もうけの手段にすぎない仕事に対してなぜこちらが我慢をしなければいけないのか意味が分かりません。
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