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仕事を辞めたいと考える根本的な原因はほぼ全てが人間関係にある

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ひろきち

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突然ですが、転職したいと考える原因にはどのようなものがあるでしょう。

給与、やりがい、労働条件、どれもそれっぽい理由ですが、意外と根本的な原因は人間関係にあることが多いものです。

かくいう私も転職する際の表向きな理由はなるべく前向きな理由を設定するようにしています。

自分が転職する場合は必ずそうしていますし、同僚や後輩で転職を考えている人の相談に乗る時にも必ず前向きな理由で会社を辞めることをおすすめしています。

より挑戦できる職場に行きたいからとか、自分の可能性をもっと試してみたいからとか、可能な限り現在の職場にはいられない理由を保ちつつ、できるだけキラキラした理由を言った方が後々トラブルにも発展しにくいものです。

というのも、退職の話を直接するのは直属の上司になるので、相手が「ちょっと説得すれば考え直してくれるのではないか」というような甘い期待を一切抱かない理由を予め考えておいた方が、自分が楽することができるからです。

しかし、冷静に考えれば、より挑戦できる職場とか自分の可能性をもっと試すとかは、はっきり言って今の職場でもできます。

これができなくなってしまう、やろうと思えなくなってしまうのが人間関係の怖いところです。

私が転職する時も、本音を言えば転職するのは面倒ですから、できるだけ今の職場でやれるようにと努力をしていました。

ただ、そんな努力を続けながらある程度時間が経った頃、「なんでこんなやつらのために俺が努力するんだ?」と感じるようになってしまったので、今の職場で勤め続ける方法を考えるのを止め、すぐに独立に向けた準備を進めることにしました。

仕事がつまらないと感じたり仕事が辛いと感じたりした時に、「なぜそう感じるのか」という問いを5回ほど行うと、十中八九人間関係に根本的な原因があるという結論に達します。

会社員として働いている人なら一度は考えたことのある「会社辞めようかな…」といった考えは、突き詰めていけば全てが人間関係に根本的な原因があることが分かるでしょう。

仕事はどんなことをするかも大切ですが、同じくらい誰とするかも大切なのです。

この記事をご覧の方には「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない」も参考になります。

仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない
社会人の方なら一度は聞いたことがある台詞の1つに「仕事でやっているのだから我慢しろ」などという意味不明なお叱り、提言があります。 かくいう私もよく同僚から言われるのですが、たかが金もうけの手段にすぎない仕事に対してなぜこちらが我慢をしなければいけないのか意味が分かりません。
現状に不満がある方は、手っ取り早く転職するのも一つの方法です。
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仕事を辞めたくなるのは人間関係に変化を持たせたいから

女子高生・トレードオフ・悩み

仕事を辞めたいと考えたことのない人はいないでしょう。

そしてほとんどの人が仕事を辞めたいと考えるようになる原因は、社内の人間関係で消耗してしまっているからです。

仕事では社外の人間関係で消耗することもよくありますが、よく考えてみると、意外と社外の人との接点は仕事全体の時間から見ればわずかしかなく、仕事の多くの時間を社内の人との関係に費やしていることに気付くでしょう。

従業員同士の仲がいい会社は離職率も低い

クレーマーの対応をした後にメンバー同士で励まし合えるとか、顧客からの無理難題があってもチーム全員で協力して乗りきるとか、そういった些細なコミュニケーションや協力があるかないかは、自分が思っている以上に大切なことなのです。

仮に会社の業績がよくない状況であっても、もし社内の人間関係がうまくいっているような時であれば、仕事を辞めたいとはあまり考えないものです。

人間関係がストレスになると離職の確率が上がる

しかし、社内での人間関係に少しでも不満がある時には、会社の業績や仕事内容、給料に関わらず必ず、一度は会社を辞めることを考えてしまうのですから不思議なものです。

仕事を辞めたいと思うのは、今の社内の人間関係に変化を持たせたいと、意識しているか、無意識のうちかは別として、自身が感じているからでしょう。

関連記事「役に立つ趣味などない!読書なんかクソくらえと思っているあなたに

役に立つ趣味などない!読書なんかクソくらえと思っているあなたに
職場でアラフォーやアラフィフ世代の方々と接していると、よく「趣味は何?」といった話題を振られると思います。 こういった場合に、馬鹿正直に自分の趣味である“ゲーム”などと言えば、すぐさま「もっと読書など役に立つ趣味をしたらどうかね?」なんて言われることは間違いありません。 ゲームでいうところの負けが決まったイベント戦闘なので、実際の趣味とは別の楽器演奏や音楽鑑賞、映画鑑賞などの、無難な趣味を一つ用意しておくのもいいでしょう。 私は読書が趣味の一つなので、楽器演奏やゲームなどより、話題を広げやすい読書で答えることにしています。 特に中高年の方には、ゲームやアニメが趣味として成立すると思っていない節があります。 今やプロゲーマーやYouTuberすらいる時代なのに、彼らは全く時代についていけてないようにすら思えます。 今回は、読書などを高尚な趣味としたがる方の鼻っ柱を折るために、役に立つ趣味などないことをお伝えしようと思います。 ただ、ここの意見をそのまま職場で言っても、浮いてしまうだけなので気を付けてください。

学生時代も3年~5年に1度は環境が変わっていた

学生・学割・授業

閉鎖的な環境で長い時間を過ごすと、人は自然と変化を求めるようになります。

学生時代を思い返してみるとよく分かるでしょう。

小学校、中学校、高校、大学と、小学校は6年間とやや長い時間になりますが、1年~2年に1回はクラス替えなどもあり、頻繁に人間関係がリセットされたり、クラスという集団が変わったり環境が変わったり、全く同じ人間関係が数年間固定化されるということはなかったと思います。

適度な頻度で環境が変わっていた学生時代

中学受験をして中高一貫校に進学した方は、中学、高校の6年間を同じ環境で過ごしたかも知れませんが、小学校の6年間や中学、高校の6年間ぐらいの期間であれば、環境が全く変わらないということは珍しいでしょう。

集団の中に変化がなくても退屈に感じてしまったり、自ら変化を求めるようなことはないでしょう。

社会人になった途端人間関係に変化がなくなる

これが社会人になって就職すると、とたんに人間関係に変化がなくなってしまうことがあるので要注意です。

大企業や中小企業でも、そこそこの規模の企業であれば、人間関係も複雑になり、関係が固定化されるような恐れはほとんどありません。

ただ、中小企業の場合や大企業でもチームそのものは小さく作られている場合はそうはいきません。数人で完成された人間関係は3年~5年も続けると飽きてしまいます。

仲が悪いチームは仕事も上手くいかない

仲のいい関係ならいいのですが、仕事のチームではそう上手くいかないこともあります。

私が実際に人間関係の固定化をストレスに感じ始めたのは、同じような環境に7年ほどいたころからです。

特に理由もなくストレスを感じ始めたので、不思議に思って色々考えてみたら、クラス替えや進学、進級のような学生時代は半ば強制的に訪れた環境の変化がなくなってしまっていたからだと気付きました。

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仕事が上手くいかなかったりつまらないと感じる時は、高確率であなたと会社の相性が悪くなっています。こういった場合は会社を変えようとするよりも、より相性のよさそうな会社に転職した方が手っ取り早いのです。

まずは人間関係の再構築が可能であるかどうかを検証

確認・チェック・案内・ポイント

人間関係、自身の環境に変化をもたらす手っ取り早い方法は転職することです。

部署の異動が可能な会社であれば、必ずしも転職する必要がない場合もある点に注意が必要です。

仕事を辞めたいと思ったらすぐに転職サイトに登録するのもいい方法ですが、その前、またはそれと並行して、社内の人間関係を再構築できるかどうか検証しておくのも大切です。

早めに原因を特定し周りに助けを求めること

仕事を辞めたいとまで考えてしまう原因が誰にあるのかを特定し、その関係を変えることができるかを会社に提言しておいた方がいいです。

原因がはっきりしないうちは、全ての人間関係に嫌気がさしているような錯覚をしますが、大抵は1人~数人が原因となっています。この原因の特定を行うのが先決です。

原因が分かったからといって問題が解決するわけではありませんし、仮に人間関係の修復やリセットが無理だった場合は、一刻も早く転職することになります。

ただ、転職せずに解決できるのであればそれに越したことはありません。

人間関係以外の理由である場合は即座に転職が必要になる場合も

もし、人間関係が改善しても引き続き辞めたいと思うのであれば、恐らく辞めたい理由における人間関係の比率がそこまで高くなかったのでしょう。

他の条件、恐らくは給料や労働条件などの人間関係以外の原因によるストレスが大きかったのだと思います。

ストレスの原因が人間関係以外にあった場合は、労使交渉などで解決できる場合もありますが、恐らくほぼ100%の確率で転職が必要になることでしょう。

転職しなくていいならそれに越したことはないが…

原因が上司にある場合は配置転換ができるかどうか、部下や同僚にある場合も同じです。

人事部などに言うだけ言ってみるのも大切です。会社も従業員にわざわざ仕事がやりにくい環境を提供しようと思っているわけではありませんから、できる限りの範囲で協力してくれるはずです。

万が一、全く改善が無理であっても、こちらとしては転職するだけなので、特に損をするわけではありません。並行して転職サイトに登録しておくのもおすすめします。

人間関係のリスクは大企業にもある

不正・脅迫・脅し・銃

むしろ人によっては人間関係のリスクが大企業ほど高くなる場合もあるでしょう。

私は大企業で働いたことはありませんが、家族や親戚が大企業で働いているので、実際の労働環境はある程度把握しています。

大企業にも嫌な上司は当然いる

これは私の家族の例なのですが、大企業に勤めていても、苦手な上司や嫌な上司にあたってしまうことはあります。

また、大企業は仕事が属人的にならないように、数年おきに配置転換をするので、配置転換により希望の部署を離れてしまうということも起こり得ます。

頻繁な配置転換は薬にもなるが毒にもなる

希望の部署を離れてしまうというのは仕事のやりがいなどに繋がる部分なので今回は無視しますが、配置転換が割と頻繁に行われるというのは、人間関係の再構築という観点からはかなりのリスクです。

ただ、状況や考え方によっては人間関係の再構築が頻繁に行われるため、人間関係に悩む部署に配属されても、数年我慢すれば解消されると考えることもできます。

私は貴重な時間を数年間の無駄にするのは我慢なりませんが、考え方によっては転職しない理由になるかもしれません。

関連記事「会社への不満は原因を特定して改善しないと不幸になる

会社への不満は原因を特定して改善しないと不幸になる
会社帰りの飲み会で、会社への不満や愚痴で盛り上がってしまうこともあるでしょう。 しかし、会社への不満は、原因を特定して改善のために行動しないと、あなたが不幸になる原因になりかねません。 例えるなら、お菓子を食べながら「痩せたいけどなかなか体重が減らないんだよね~」と言っているようなものです。 自分が最も欲しているものが何か、そのために今できる最善の行動は何か、常に考えていないと、何となく生きているだけの人生になってしまうかもしれません。 今回は、会社への不満としてよくある事例と、その解決方法についてお伝えします。

肉体的、精神的に辛い場合は一刻も早く休養を

休養・休み・休息

転職活動をする、会社に配置転換の希望を出すなど、社内の人間関係を改善・再構築するための手段は、健康であることが最低条件になります。

もしかしたら、職場に行こうとすると吐き気が襲ってくるとか、毎日残業続きで身体がボロボロになっているとか、心身の健康が脅かされているという場合があるかもしれません。

鬱の兆候がある場合は一刻も早く休息を

そんな時は、収入がどうとか生活がどうとか考える前に、すぐに仕事を辞めて休養しないと再起不能になってしまう可能性もあります。

心身の健康は全てにおいて上位になります。健康であることが最も大切な財産です。

ここだけは間違えないようお願いします。

関連記事「鬱を治すには最低でも半年は”何もしない”ことが重要|働いてる場合じゃない!今すぐ辞めろ

鬱を治すには最低でも半年は”何もしない”ことが重要|働いてる場合じゃない!今すぐ辞めろ
今回は、実際に鬱病になり療養した経験のある私が、鬱病が治るまでにどの程度の時間がかかるのか、心身の健康を保つために普段から気を付けておくべきことなどについてお伝えします。

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私が会社員のメリットを十分に理解しながら、最終的には独立という選択肢を採ったのも、仕事と報酬について考えた結果、独立した方が得であると判断したからです。

「会社の大きさ≠収入の多さ」になった

昔は、仕事をするならある程度の規模の組織であることの方が有利でした。

なので、多少損であっても会社員として働いた方が結果として得でした。

ですが、今では組織の大小が必ずしも成果に直結しなくなってきています。

会社組織の運営や、そのあり方について、もう一度よく考えなければいけない時代になっているのかもしれません。

より不確実な社会になった

一生同じ会社で働くつもりの人も、将来独立しようと考えている人も、転職や起業という選択肢を全く無視することはできない時代です。

もしかしたら会社が倒産してしまうかもしれませんし、ある日突然リストラされることになるかもしれません。

どんなにその会社が好きであっても、転職や独立の可能性を視野に入れながら行動するクレバーさが求められています。

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この記事をご覧の方には「35歳までに2回の転職をおすすめする理由」も参考になります。

35歳までに2回の転職をおすすめする理由
転職エージェントの話では30代前半までが転職市場では価値があると言われたので、大体33歳ぐらいが目途になると思います。ただ、35歳ぐらいまでならギリギリ転職も可能と考え、今回の表題にしています。
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