毎日仕事を頑張っていると、突然まとまった休みをもらっても何をすればいいのか分からなくなったりしませんか?私はそうです。
旅行や里帰りをする時の移動にも何かと時間がかかりますね。電車や新幹線での移動だったり、飛行機を利用する人もいるかもしれません。
青春18きっぷが使える期間なら、里帰りや旅行に青春18きっぷを利用する学生さんも多いかもしれません。
そうなると、意外とたくさん時間があって、持て余しがちになりますよね。
スマホでゲームをポチポチやるのもいいですが、こんな時は小説を読んでみてはいかがでしょうか?
今日は年末年始などの長期休暇で時間がある時の読書におすすめの小説を紹介します。
この記事をご覧の方には「車の移動中やゲーム中でも本を”聴け”る!?オーディブルをおすすめする理由」も参考になります。
柳広司さんの小説が面白い
柳広司さんの小説(主にジョーカーゲームシリーズ)にはまっています。
ジョーカーゲームシリーズを紹介してもらってからこの方の作品を知りましたが、ジョーカー・ゲームは映画にもなるぐらいブームにもなっているんですね。
映画版のジョーカーゲームはスパイがカッコよくて現実味がなかったり、作中はほとんど出てこなかった女性がなぜか出てくるなどと、原作とはかなり世界観の違う作品になっているようです。
あまり面白そうではないので見ていません。
ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
第二次世界大戦中の陸軍内に極秘に設立されたスパイ養成学校でのお話です。
全体として1つの物語となっていますが、サザエさんやこちら葛飾区亀有公園前派出所のように1話完結の形式になっているため、少しずつ本を読み進められるのが魅力です。
結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校”D機関”。「死ぬな、殺すな、とらわれるな。」この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する”D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく・・・。
吉川栄治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリー
ダブル・ジョーカー (角川文庫)
ジョーカー・ゲーム作品第2弾、今回のメインストーリーは”D機関”に対抗して作られた”風機関”との諜報戦です。
スパイの敵は外だけでなく内にも潜んでいます。手に汗握る諜報戦に注目です。
結城中佐率いる異能のスパイ組織”D機関”の暗躍の陰で、もう一つの諜報組織”風機関”が設立された。その戒律は「躊躇なく殺せ。潔く死ね。」D機関の追い落としを謀る風機関に対し、結城中佐が放った驚愕の一手とは?表題作「ダブル・ジョーカー」のほか、”魔術師”のコードネームで伝説となったスパイ時代の結城を描く「柩」など5篇に加え、単行本未収録作「眠る男」を特別収録。超話題「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第2弾!
パラダイス・ロスト (角川文庫)
大人気ジョーカー・ゲームシリーズ第3弾です。
D機関に入るための試験は一般のそれとは違い異質なものです。
例えば世界地図でサイパン島の位置を訊かれても、地図からは巧妙にサイパン島が消されている。
そのことを指摘すると、今度は広げた地図の下にどんな品物が置いてあったのか尋ねられる。
或いはまた、建物に入ってから試験会場までの歩数、及び階段の数を尋ねられたかと思うと、鏡に写した文章を数秒間読まされて完全に復唱することが要求される。
そんな試験に受かることができる精鋭が繰り広げる手に汗握るスパイバトルです。
大日本帝国陸軍内にスパイ養成組織”D機関”を作り上げ、異能の精鋭たちを統べる元締め(スパイ・マスター)、結城中佐。その正体を暴こうとする男が現れた。英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。結城の隠された生い立ちに迫るが・・・(「追跡」)。ハワイ沖の豪華客船を舞台にした初の中篇「暗号名ケルベロス」を含む全5篇。世界各国、シリーズ最大のスケールで展開する、究極の頭脳戦!「ジョーカー・ゲーム」シリーズ、待望の第3弾。
ラスト・ワルツ
まだ読んでいません。読んだ後に更新する予定です。