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【2019年3月&6月】Googleコアアルゴリズムアップデートに被弾して分かったこと

SEO対策|検索エンジン|検索順位 アフィリエイト
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ひろきち

YouTubeやニコニコ動画のゲーム実況が好きです。 牛沢さん、おやつさんを視聴しています。 最近は鬼滅の刃や本好きの下剋上にハマってます。

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リクルートエージェントを利用した転職活動の記録(30代・3回目の転職)でも述べていますが、2019年3月13日、同年6月4日にGoogleコアアルゴリズムアップデートがなされました。

リクルートエージェントを利用した転職活動の記録(30代・3回目の転職)
2018年から自営業者としてWEBマーケティング事業を行っていました。しかし、2019年3月13日、同年6月4日のGoogleコアアルゴリズムアップデートにより、サイト収益が1/4~1/3程度まで落ち込む見込みとなってしまいました。特別自営業やWEBマーケティングに思い入れがあったわけでもないので、転職活動をして再就職することを決めました。転職活動はリクルートエージェント1社で行い、登録はリクナビNEXTを経由して行いました。転職活動期間は2019年6月10日頃~2019年7月20日頃までで、1ヶ月と10日程度の活動期間とりました。今回の転職活動を通じて得られた知見を、忘れないうちに公開しておきます。
・在籍中に転職活動を始めた方がいい理由・職歴と転職可能な企業の選定方法・複数の転職サイトに登録するメリットと必要性・労働条件(給与・休日・残業など)の見極め方・自身のキャリアプランの考え方

Googleは常に検索エンジンのアップデートをしていますが、大型アップデートの際は大抵の場合下記のような形でアナウンスを行います。

今回のアップデートは自身も含め、多くのウェブサイトへ多大な影響をもたらしました。

今までのアップデートでは全くの無傷だったサイトが被弾し、自営業としてやっていくのは困難になりました。
※アクセス減=収益低下

今回は、2019年3月13日、同年6月4日に行われたGoogleコアアルゴリズムアップデートについての情報と、今後のアフィリエイト業界に対しての展望を語ります。

Googleアップデートについては【SEO担当必見】Google検索アルゴリズムアップデートの種類と歴史ハミングバードアップデートとは?新アルゴリズムとSEO対策を解説を参照ください。

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Google検索エンジンアップデートの概要

今までもGoogleの検索エンジンは下記アップデートがされていました。

Googleコアアルゴリズムアップデートの概要
  • ’13年9月
    ハミングバードアップデート
    検索語句の文脈をさらに理解できるようにした
  • ’15年7月24日
    パンダアップデート
    ワードサラダなどへの対応≒低品質コンテンツの駆逐
  • ’16年9月23日
    ペンギンアップデート
    リンク・ウェブスパムへの対応≒ブラックハットSEOへの対応
  • ’17年2月3日
    日本語検索アップデート
    医療情報など重要な語句への評価変更
    ≒Welqなど低品質キュレーションサイトの駆逐

Googleの検索エンジンは後発だった

若年層を中心に、今ではほとんど知られていない情報ですが、そもそもGoogleは検索エンジン開発企業としては後発でした。

私は’07年~’08頃にGoogleの検索エンジンを知りましたが、広告が多く使い勝手の悪いYahoo!などに比べると、Googleの検索エンジンは広告も少なく使いやすく見やすいものでした。

ほとんどの人がYahoo!検索を使う中、Google検索を利用するのは「情強」と自負できるものでしたし、実際に便利で検索結果の満足度も高かったのです。

2019年3月・6月のGoogleアップデートの概要

2019年3月13日、同年6月4日に行われたGoogleコアアルゴリズムアップデートの概要を紹介します。

全てのキーワードで「情報そのものよりも書き手(WEBサイト運営者)」を重視するようになったことが共通している

私が運営しているサイトには金券横丁 裏通り店IT初心者の館会えるんですなどがあります。

これらのサイト全てがアップデートの影響を受けています。

ほぼ全てのサイトでアクセス数が半分程度まで落ち込み、同時にPV数も同程度まで落ち込みました。

運営者とサイトURLでフィルターをかけている?

’19年7月頃まで様々な対応を行った結果、GoogleはWEBサイトのURLを基本に、一定のアクセスやPVにならないようフィルターをかけているのだろうということが分かりました。

こう考えるのも、自サイトの金券横丁 裏通り店のURLを変更し301リダイレクトを行う実験を行った結果、アクセス数が以前と同程度の水準まで1ヶ月程度の間戻ったからです。

ちなみに、内容に関してはリンク切れ以外全く手を加えていません。

Googleアナリティクスのキャプチャーを貼りつけるのは、規約違反になる可能性があるので、言葉だけの情報となってしまいますが、しっかり証拠の画像は保管しています。

URLを載せ替えても1ヶ月程度で元のアクセス数に戻る

先のURL乗せ換えを何度も行えば、以前のアクセス数を維持できると考えた方もいるでしょうが、代々新規URLに載せ替えても、1ヶ月程度で元のURLの評価に戻るようです。

何度も載せ替えを行えばある程度の収益は確保できますが、新しいURLを考える手間やサイト移転の処理など、手間もかかるため、毎月サイトURLを変更するのも現実的ではないと思っています。

月の収益が50万円以上あるなら、それでもいいかもしれませんが、いずれGoogleに対応されるリスクも考えると、根本的な解決を行った方がいいようにも思います。

企業や店舗など実業を行っているサイトはより有利になった

今回のアップデートでは、主に店舗などを持たない情報サイトが影響を受けていると思います。

反面、企業のサイトや実店舗のあるサイトなどは、提供される情報が低品質であっても、優先的に上位表示されていると感じます。

つまり、アフィリエイトサイトを始めとする情報サイトの価値を、Googleは大きく下げたということです。

アフィリエイトサイトなどの情報サイトを経由して、ユーザーが商品を購入している場合、そのサイトはブリッジページとして判断しているのかもしれません。

直接ユーザーに商品を販売できるサイトなら、今後も上位表示が可能だと思います。

個人ブロガー・個人アフィリエイターの今後

はっきり言って、今後個人ブロガーや個人アフィリエイターで稼ぎ続けられる人は減っていくでしょう。

これはGoogleの考えというより、世界全体が実体経済を重視する方向に変わっていることも原因の一つです。

日本の安倍政権やアメリカのトランプ大統領は、インド太平洋戦略を通じて、金融・ファンドなどのいわゆる虚業から、実態経済を重視する方向に舵を切っていると考えられます。

つまり、今後は金融やITよりも、自動車などの物作りなどが発展するよう、様々な法が整備されていくことになるということです。

事実、アメリカは自国の企業に海外からの撤退を要求したり、GoogleFacebookといったIT企業に多額の制裁金が課されており、実体経済重視の方向性は今後進んでいくことでしょう。

個人でのWEBサイト運営は副業がベスト

私自身、WEBサイト運営の自営業から転職を選択しました。

しかも、転職先は接客・販売などのサービス業ではなく、自動車・二輪系メーカーを選んでいます。

実体経済が今後重視されるなら、メーカーや素材など、物作りに携わるのが一番だと考えています。

個人ブログを通じて今後も情報提供していきますが、毎月のお小遣いを稼ぐ程度の副業に位置付けるつもりです。

事業を営んでいるWEBマーケター以外の方は転職をおすすめします。

現状に不満がある方は、手っ取り早く転職するのも一つの方法です。
もし、まだ転職するつもりがなかったとしても、リクナビNEXT に登録しておくだけで、自分の市場価値を知ることができます。

参考リンクと概要

インド太平洋戦略について

国際社会の安定と繁栄の鍵を握るのは,
「2つの大陸」:成長著しい「アジア」と潜在力溢れる「アフリカ」
「2つの大洋」:自由で開かれた「太平洋」と「インド洋」
の交わりにより生まれるダイナミズム
⇒ これらを一体として捉えることで,新たな日本外交の地平を切り拓く

自由で開かれたインド太平洋より

GoogleのEU制裁金について

米アルファベット傘下のグーグルが競合他社の広告を不当に排除したとして、欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は予想を上回る14億9000万ユーロ(約1900億円)の制裁金を科した。

Bloombergより

Facebookの米制裁について

米連邦取引委員会(FTC)が昨年3月から調査している米Facebookの個人情報管理問題で、Facebookに50億ドル(約5400億円)の制裁金を科す和解案を承認

ITmedia NEWSより

WEBサイトはコンテンツよりコンテキストを重視

今後のWEBサイトはコンテンツよりコンテキストが重視されていくでしょう。

コンテキストとは、文章などの前後の脈絡。文脈。のことで、情報の背景にあるものと捉えてもいいでしょう。

情報提供している人の背景が重要になる

投資などの金融情報や、転職情報、婚活など出会い系の情報は、今後もユーザーから求められるでしょうし、稼げるジャンルであることは間違いないでしょう。

他にも、ダイエットや薄毛など、コンプレックスを解消する情報も、ユーザーが求めることには変わりありません。

ただし、今後は情報そのものよりも、情報提供している人がどのような方なのかが重要になります。

金融であれば、大手金融機関やファンドで十数年稼ぎ続けたファンドマネージャーなど、転職サイトであればリクナビNEXT の中の人など、婚活であれば婚活サイトの中の人、婚活経験者の情報といった具合です。

なぜこのサイトが作成されたのか、なぜサイト運営者が情報提供するのかといった、コンテキストがコンテンツよりも重視されるようになるのは間違いありません。

店舗運営者や企業PRとWEBサイトの相性は良い

今後は、単なる情報提供するだけのサイトは検索上位に入ることが難しくなります。

逆に、店舗運営者や企業関係者がWEBサイトで直接PRするのは、今後のSEOでは非常に相性がよくなるでしょう。

既にTwitterには企業の運営者がいますが、WEBサイトでの情報提供も、企業側がどんどん進めていくべき時にきているのだと思います。

今は、情報そのものより、誰が何のために、どういう理由で情報提供しているかといった、コンテキスト=背景の方が重要視されていきます。

この状況を利用すれば、TVや新聞といったオールドメディアよりも、WEBマーケティングの方がより効果が出ることもあるかもしれません。

アフィリエイトの問題点⇒売りたい商品がない

最後に、アフィリエイトの問題点についても触れておきます。

・ユーザーのことを真剣に考えるほど売る商品がなくなる
・自分が気に入った商品ほどアフィリエイト商材にない場合が多い

アフィリエイトには、婚活・妊活や薄毛、ダイエットなどコンプレックス系の商材が多くあります。

私自身、サイトで紹介することもありますが、ほとんどのジャンルで真にユーザーのことを考えた場合には、紹介できないような商品しか、アフィリエイトで売れないことが多いのに気付きました。

妊活の葉酸サプリが高すぎる!!

妊活中に意識したのは義務感を排除して楽しむことなど、私と妻が実際に妊活していた時の記録も残しています。私が文中で紹介している葉酸サプリはピジョン サプリメント 葉酸カルシウムプラス 60粒入です。

上記の葉酸サプリなら約1ヶ月が1,000円程度で購入できますが、アフィリエイト商材にある妊活用の葉酸サプリは安くても月3,000円程度からで、もっと高い商品もたくさんあります。

実際に妊活をしていれば分かりますが、何の対策をしていなくても妊娠する時は妊娠します。

また、なかなか妊娠できないのは、労働環境など栄養以外の原因も考えられるため、葉酸サプリを摂取すれば妊娠するというものでもありません。

葉酸サプリならピジョン サプリメント 葉酸カルシウムプラス 60粒入で十分であることは、少しでも妊活について学習したことがあれば分かるでしょう。

しかし、これではある程度の稼ぎを得ることは不可能です。

このため、妊活の情報サイトで紹介される葉酸サプリは、無駄に高額になっていくし、真にユーザーを向いた記事には、経済効果も低いので、Google的にも上位表示されにくいという現象が起こるのです。

育毛剤や増毛剤は無駄でしかない

ハゲでも結婚できる?婚活男性が知りたい薄毛の悩みで紹介してますが、ハゲ対策の育毛剤や増毛剤は無駄です。

男性がハゲる理由は既にほぼ解明されていて、AGAとされる男性型脱毛症は男性ホルモンが大きく影響しています。

筋肉などの発達を促すテストステロンというホルモンが、ジヒドロテストステロンになりやすい人ほどハゲることが分かっています。

つまり、テストステロン⇒ジヒドロテストステロンの反応をブロックすれば、男性型脱毛症は止められます。

その薬がフィナステリド(フィナロイド)とミノキシジルなのです。

無駄に高いシャンプーや育毛剤・増毛剤を買う必要などありません。

約2ヶ月6,000円程度のフィナステリド(フィナロイド)とミノキシジルを摂取すれば、大抵の人は効果が出ることに気づくでしょう。

ちなみに、ハゲの原因にはストレスもあるので、効かない人はストレス原因を取り除いた方が効果的かもしれません。

なお、ストレス性のハゲは円形脱毛症といって、いわゆる10円ハゲです。これ以外のハゲは大体がAGA(男性型脱毛症)になるでしょう。

アフィリエイトサイトで稼ぐのは良心が痛む商品が多い

結局のところ、ユーザーの問題を真剣に解決しようとすればするほど、お金を稼ぐという目的からは遠ざかってしまうことが多くなります。

また、該当のジャンルに詳しければ詳しいほど、情報サイトの内容に誤りが多く、ユーザーに役に立たない情報を垂れ流していることに嫌悪感を抱くこともあるでしょう。

金券横丁 裏通り店は誤った情報が多い金券ショップ業界を憂いて作ったのもありますが、Googleから評価されなくなった今、役割を終えたと言ってもいいのかもしれません。

インターネット上の情報だけが全てではありません。
友人や知人、職場の同僚から得られる情報も大切にしてください。
本当に重要な情報はインターネット上にもないことが多いです。
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