以前の記事「妊活をすると分かる流産の可能性の高さ|夫ができる心構えは?」で、妊活3ヶ月ほどで妻が懐妊したことを紹介しています。
妊活中に悩みやすいのが、「子作りが義務感の強いものになってしまう」ことでしょう。
私の場合、妻が積極的に子作りを楽しむタイプではないため、妊活を始めたばかりのころは、若干義務的な子作りとなってしまい、全く楽しめなかったのを覚えています。
今回は、私が妊活中に意識した義務感を排除して楽しむコツをお伝えします。
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私たちの妊活をざっくり紹介します
私たちは、お互い30前半とはいえ、20代の夫婦と同じように、適当に子作りしても子どもを授かれるような年齢ではないだろうと感じていました。
ただ、結婚してすぐに、妊活をするのも、義務的な感じがしてよくないかと思い、最初は妊活を意識せずに子作りをしていました。
妊活を意識せずとも8ヶ月~9ヶ月で懐妊した
結婚当初は、特に気にせず生活をしていたのですが、年度初めに結婚して、年明けに妊娠が発覚するぐらいには時間が必要でした。
実は、結婚前から避妊をしていなかったのですが、免疫システムの関係で、3ヶ月以上子作りを経験していない精子では、妊娠しにくいという研究結果もあるそうです。
女性の体が過去3か月以上「経験していない」男性の精子については、着床しにくい傾向があるという。(原文ママ)
このことから、結婚してから子作りに勤しんでも、中々妊娠できないケースはあるのではないかと思っています。
不妊の定義が、結婚後2年間妊娠しないことからも、ある程度の“準備”期間が必要なのでしょう。
初めての妊娠は流産となってしまったが…
さて、年明けに妊娠が判明したのですが、3ヶ月を迎えることなく流産となってしまいました。
「妊活をすると分かる流産の可能性の高さ|夫ができる心構えは?」でも紹介していますが、流産の80%は3ヶ月以内の妊娠初期に起こります。
また、30歳~34歳で流産の可能性は約15%となっており、2人兄弟を出産した母親が4人いれば、1人は流産の経験があるぐらい高確率で流産は起こります。
私たちは初めての妊娠が流産になってしまったことにショックを受けていましたが、よくあることで、仕方ないことなのです。
妊活を始めて3ヶ月で懐妊
流産にはショックを受けていましたが、妊娠2ヶ月頃のことだったので、比較的立ち直りも早かったです。
生理がくる1ヶ月ほどの間は、子作りもしませんでしたが、生理が再開してからは子作りを始めました。
結果、子作りを再開してから3ヶ月程度で、再度妻が懐妊しました。
その後は、母子共に順調に成長し、そろそろ安定期となる妊娠22週を迎えられそうです。
妊活中に使ったツールは「オギノ式排卵日の計算」だけ
初めての妊娠までは、子作り以外の妊活は全く行っていませんでした。
2回目の妊活からは、「オギノ式排卵日の計算」を利用しています。
リンク先のサイトで、生理周期と前回の生理開始日を入力すれば、妊活に適した期間を計算してくれます。
オギノ式計算での妊娠しやすい期間にできるだけ子作りする
とにかく意識したのは、「オギノ式排卵日の計算」で分かる妊娠しやすい期間に、できるだけ子作りをすることです。
この方法は医療機関でも推奨されています。
当院では、排卵日にドンピシャリではなくても一向に構わないので排卵日を挟んで前後5日間ぐらいの間でなるべくたくさんSEXをするようにとお伝えしています。
正直なところ、毎日子作りをするのは疲れてしまうので、2日~3日に1回を心がけていました。
妊活中の子作りを義務感の少ないものにするには
妊活中の子作りも、ともすれば仕事のようになってしまいます。
ですが、子どもは授かりものなので、妊活をしていてもいつできるかは分かりません。
下手したら半年~1年ほどの期間、妊活を続けることもあり得るので、仕事と同じように義務感から子作りをするのはよくないと考えています。
体位を変える
まず試したのは様々な体位で子作りをすることでした。
ただ、私と違って妻は運動が苦手で、体も硬く、しかも膣が上付きなので、正常位以外の体位に挑戦するのがなかなか難しかったです。
また、子作りに対して積極的な姿勢を示さないので、私ばかりが頑張る結果になってしまい、余計に疲れてしまいました。
本当は後背位や座位、騎乗位なども楽しみたかったのですが、こればっかりは相手の協力がないと難しいです。
結局、正常位を基本として子作りをすることになりました。
プレイに幅をつける
次に考えたのは、プレイに幅をつけることでした。
ただ、体位を変えるのすら難しい妻との子作りで、プレイに幅をつけるのは相当な労力がいります。
結局、前戯の技術を勉強する以外、やれることはありませんでした。
シチュエーションを変える
最後に試したのはシチュエーションを変えることです。
やはり男女ですから、美味しいご飯を食べたあとや、楽しいデートをした後の方が、いい子作りになることが多いでしょう。
一言でいえば、感情を高めるということです。
どちらかというと、子作りに積極的な私ではなく、消極的な妻の感情を高めないといけません。
私たちには旅行がピッタリだったようです。旅行先ではいつもと違う寝室、いつもと違うご飯、いつもと違う景色で、二人の関係もより高まったのでしょう。
旅行に行った月に、妻は妊娠しています。
効果があったのかは分かりませんが、妊活がマンネリ化してきた時に、試してみるのもいいでしょう。
せっかくの子作りは楽しまなきゃ損
妊活を積極的に行うのもいいですが、あまり妊活に重きを置きすぎると、仕事と同じようになってしまうので注意が必要です。
また、体質や年齢などの関係で、どれだけ努力しても、なかなか子どもを授かれないということもありますから、妊活が精神的な負担となってしまう夫婦もいるでしょう。
結局のところ、愛する相手との子作りを楽しまなければ損だと考えています。
30代前半でも「オギノ式排卵日の計算」だけで、約3ヶ月の活動で妊娠できました。
初婚年齢が上がっている昨今、あまり時間をかけることはできないかもしれませんが、まずは3ヶ月~半年ほど、二人だけの時間を楽しむのもいいのではないでしょうか。
この記事をご覧の方には「妊活・妊娠中に避けた方がいい薬と服用しても大丈夫な薬について」も参考になります。