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今の時代に学校は子どもに行かせる価値のある場所なのか?

学習・スケジュール・確認 学校
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ひろきち

YouTubeのゲーム実況が好きです。 牛沢さんの動画をよく視聴しています。

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妻が妊娠16週を過ぎ、子どもの性別も分かるようになってきたところで、名付けを考えたり、教育方針について考えたり、パパになる前に準備することが増えてきたような気がします。

とは言え、妻とは違い、私には実感できるような変化はほとんどないので、割とのんびり毎日過ごしています。子どものことについては、「少し考える時間が増えたかな」程度です。

さて、今回は学校や学業に対する姿勢について考えようと思います。

私たちが子どもの頃と比べて、今の時代はインターネットがあるので、必要な情報が即座に入手できるようになってきました。

ここまで技術が進歩すると、ある程度の実力があれば、学校はなくても学問を修めるのに何ら不都合はないというのが私の考えです。

ただ、学校に行かせる必要がないとは考えていません。子どもは子どもたちとの関わりの中で成長するからです。

子どもは同年代の仲間たちの影響を強く受けて成長する
ここ最近、妻が妊娠したのをきっかけに、子育てに関係する書籍を読み漁っていました。 様々な書籍が子育ての重要性やハウツーを述べている中、一つの書籍が目に入りました。 『子育ての大誤解 重要なのは親じゃない〔新版〕 下 (ハヤカワ文庫NF)』 今回は、子育ての重要なポイント、子どもの社会化について、前回のおさらいを踏まえ、親が子どもの仲間にどの程度関わっていくべきかについてお伝えします。

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学問を修めるだけなら学校は不要

知識を付けるなら書籍か口伝しか方法がなかったような、私たちの子どもの頃とは違い、今ではインターネットでいくらでも情報が検索できる時代です。

ただし、正しい情報ばかりとは限らないインターネットを利用するなら、基礎となる知識や知恵は必要です。

そういった意味で、基礎を学ぶ場として学校は必要になるでしょう。

ただし、基礎知識程度であれば、中学校、遅くとも高校までで十分だと思っていますし、子どもによっては、中学校すら必要ないレベルかもしれません。

私が学校に修学を期待しない理由

私は学校に、学問を修める価値をほとんど期待していません。

というのも、私が教わっていた教師たち全員が、私の最終学歴より低い人たちしかいないからです。

また、能力別にクラス分けがされない学校は、できる子にもできない子にとっても退屈な場所です。

できない子はついていくことすらできず、できる子は分かっていることを何度も言われることになるのです。

日本の教育方法は、最低ラインの底上げをするには非常にいいと思います。

ただ、システムとして、天才が生まれにくい場所でもあると考えています。

なので、秀才にはなれても、天才が才能を伸ばすには、日本の学校は力不足だと思うのです。

もちろん、自分の子どもが天才でない可能性の方が高いので、学校が不要だとまで言うつもりはありません。

インターネット上の情報は取捨選択が必要

様々な情報がインターネットで得られるようになりました。YouTubeでは学校の授業を分かりやすく説明しているチャンネルすらあります。

KhanAcademyJapanese
カーンアカデミーは、世界中どこでも教育の向上を促進することを目標とした非営利団体です。これは、カーンアカデミーの日本語の公式チャンネルです。jp.khanacademy.org のサイトもご覧ください。翻訳ボランティアを募集しています。ご協...

本屋に行かずともAmazonで書籍を探せて購入できますし、WEBサイトの情報を参考にすることだって可能です。

ただし、インターネットで見つかる情報は、玉石混交であることも事実です。

基礎となる知識がなければ、ウソやデマに惑わされるだけになってしまいます。

こういった意味で、基礎学力を修める場としての学校は有用でしょう。

ただし、せいぜい中学校程度までになるでしょう。

遅くとも高校ぐらいになれば、情報の取捨選択ができる程度の情操は育っているはずです。

学校のような場所は子どもが社会化するために必要

修学という機能において、学校に期待していない私ですが、学校が不要だとは微塵も思っていません。

むしろ、学校のような場所は子どもの成長のために必須だと考えています。

これは以前の記事「子どもの将来は子育てでは決まらない!?悩みを解消する知識」でも述べていますが、子どもは親の言うことを聞いて成長するわけではなく、子ども同士の関係性の中で成長し、社会化を果たすことが分かっているからです。

子どもの将来は子育てでは決まらない!?悩みを解消する知識
現代の親は、一つの価値観に縛られ、疲弊しています。 それが「子育て神話」といわれる、親の子育てが子どもの才能を伸ばし、よりよい人格を作り、社会に適合した人材にするという一種の幻想です。 思うに、みなさんは「子育て」を万能な神のように捉えていて、その神からのプレッシャーにより余裕がなくなっているのだと思います。 「親の子育てが子どもの将来を決定づけるわけではない」という学術論文が発表されていることは、ほとんどの方は知らないでしょう。 この事実が広まると、多くの育児本の著者や研究者にとって都合が悪い結果となります。そのため、マスメディア等でもほとんど紹介されることはありません。 親にできることは、子育てを楽しむことであり、“正しい”子育てをしようと努力することではありません。 この事実が、子育てに悩んでいる一人でも多くの方に、広まることを願っています。

子どもは子ども同士の集団の中で成長する

子どもは親のことなど見ていません。

子どもは立派な大人になろうとするのではなく、立派な子どもになろうとしているのです。

なので、子どもは同年代の仲間と遊ぶことを何より重視します。

こういった子ども時代に、一切仲間と接触しなかった場合、社会に溶け込むことができなくなってしまうのは、サルなどの動物実験で明らかになっていますし、人間でもいくつかの事例があります。

いじめを解決する手っ取り早い方法

友達・仲間・ティーンエイジャー

学校といじめは切っても切れない関係になるでしょう。

自分の子どもがいじめに遭うことを防ぐ有効な手立てはありません。

とは言っても、いじめの標的にならないことや、いじめに遭ってもすぐ対策を取れるようにしておくのも重要なことです。

すぐに引っ越しする

いじめは学校だけで起きるものではありません。

小さい単位でいえば家庭、もちろん学校も入りますが、会社などでもいじめは起こります。

いじめが起こる環境に共通するのが、人の流れが閉鎖的だということです。

ある程度人がオープンに、自由に出入りできるような状況では、絶対にいじめは起きません。

単純な話で、いじめられる前にそのグループを抜ければいいだけですから。

学校以外の場所を用意してあげる

子ども時代は学校が全てです。学校で受け入れられないことは、子どもにとって正に死活問題となるでしょう。

子どもがいじめられていることを親に相談することはまずありません。

なので、いじめられるより前に子どもに学校以外の場所を用意してあげるといいでしょう。

手っ取り早いのは習い事です。塾などもいいですが、メンバーが変わらない場合、有効な対策にはならないこともあります。

今ならTwitterのようなSNSもいいかもしれません。顔出し、身バレに繋がる投稿厳禁として、早いうちから使わせておくのもいいでしょう。

私の教育方針

子どもには、高校までは公立に通わせ、様々な種類の人を見させることにしようと思っています。

私がその方法で育てられたからというのが大きな理由ですが、そもそも現在は地方都市に住んでいるので、私立の学校は選択肢に入らないのです。

私立中学・高校の費用対効果はそこまで高くない

私自身の経験から、私立中学・高校の費用対効果はそこまで高くないと考えています。

都心で育った私は、小中高と親の教育方針に従い公立の学校に通い、国立大学に進学しました。

もちろん、中学受験で私立中学に通う同級生も多かったのですが、結局全員私より偏差値の低い大学に進学していました。

近所の同級生に、開成中学・高校に進学した人がいましたが、その人は二浪したあげく、慶應義塾大学に進学したようでした。

※開成中学・高校は灘と同レベルの東大合格率が非常に高いトップレベルの進学校です

10年・20年ほどかけてこの事実を見てきたので、私立中学は子ども同士、親同士の摩擦を減らすためのものだと考えています。

つまり、人間関係のトラブルを軽減するためのもので、学力向上などにはほとんど意味がないということです。

高校までは通わせるが大学はどちらでもいい

将棋の藤井七段のように、幼少期から圧倒的な才覚を見せた場合は別ですが、私は高校までは学校に通った方がいいと考えています。

※藤井七段も両親の意向をくみ、高校に通うことにしたと聞いています。

基本的に、学校は「普通の人」になるために通う場所なので、飛びぬけて優秀な人などにとっては、大変居心地の悪い場所になるでしょう。

これは日本だけでなく、海外でも同様のようで、スティーブジョブズは大学を中退していますし、ホリエモンこと堀江貴文氏も大学は中退しています。

今は大学全入時代となっていますが、MARCHレベルの大学に通えないようなら、高卒で働く方がよっぽど有意義だと思っています。

実際に明治大学の試験は滑り止めに受けたことがありますが、あの程度の問題が解けないなら大学など行かない方がいいでしょう。はっきり言って時間の無駄です。

こういった考えなので、自分の子どもにも、よほどのことがない限り、高校までは通ってもらおうと考えています。

ただ、大学に行くかどうかは個人の好きにすればいいと思っています。条件としてはMARCHレベル以上の大学となるでしょう。

この記事をご覧の方には「妊娠3ヶ月になった妻と子どもの教育方針について話し合ってみた」も参考になります。

妊娠3ヶ月になった妻と子どもの教育方針について話し合ってみた
妊娠1ヶ月目から少し悪阻もあったのですが、2ヶ月目ぐらいから悪阻もひどくなり、妻には一旦実家に帰ってもらい、母体に負担が少ない暮らしをしてもらっていました。 約1ヶ月経つと、悪阻が落ち着いてきたのか、ひょっこり帰ってきました。 そこで、子どもが生まれる前に、妻と子どもの教育について話し合いの時間を設けることにしました。 やってみた結果、さほど重要な決定などはなかったのですが、年内に引っ越しをすることが決まりました。すぐには思いつかなくても、落ち着いて話してみると違いますね。 話し合った内容は、名前、住居、家庭学習、習い事の4つでした。他にも、自分で考えたもし子どもが学校でいじめにあったらどうするかについても紹介します。
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