管理人の小さい頃はそんな傾向もありましたが、今ではピアノもかなり安くかんたんに購入できるようになっています。
生のピアノは今でもそこそこの値段(50万円ぐらいかな…)しますが、生のピアノと同じように弾くことができるキーボードなら数万円で購入することができるようになっています。
私が幼少期からピアノをやっていたにも関わらず、社会人になってから自然と遠ざかってしまっていたピアノをまた始めようと思ったのも、昔なら考えられないくらい高性能な電子ピアノが安価で買えるようになったからです。
以前の記事「【ピアノ基礎練習】まずはハノンの1~5、できれば11まで弾けるようになろう」を作成してから3週間ほど経ってしまいましたが、基礎練習はまだまだ終わりそうにありません。
現在ハノンの12番に大苦戦中です。最近の練習は、ハノンの1~20まで2回ずつ、続けて弾くという方法を採用しているのですが、最もミスタッチが出たりリズムのズレが出てしまうのが12番です。
これは、私の左手3~5の指が非常に弱いのと関係していると思います。恐らく多くの方がそうだと思いますが、右利きの方は、左利きの方に比べ、利き手でない方(私の場合は左)の手が弱いです。
特に、左手の3(中指)~5(小指)は日常生活では個別に使うことがないので、ハノンの12番のように♪の7/8を3~5の指で弾かなければいけない曲は地獄です。
前半半分が左手の3~5の指を酷使するので、曲を弾いている最中も手首が痛いですし、指が思い通りに動かなくて切り落としたくなるような衝動にかられます。(あくまでも例えです)
ミスタッチが多すぎて録音もできないので、比較的ましな完成度になった【ピアノソロ】ルパン三世’78のテーマ【アニメ曲】を演奏してみることにしました。
ざっと聞いた感じでは難易度が高めの曲ですが、楽譜にある音符を若干省略したり、弾きやすい和音に差し替えたりすれば、かなり難易度を抑えることができるようになります。
今回利用した楽譜はルパン三世/ベスト・コレクション (ピアノ・ソロ)です。
この記事をご覧の方には「【弾いてみた】FF・ロマサガ・クロトリ・ルパン・クラシック・ポップスに挑戦」もおすすめです。
ルパン三世’78のテーマはこんな曲
演奏のポイントや強化練習が必要な箇所
イントロの部分や一部の和音を楽譜記載の通りには弾いていません。
というのも、楽譜通りに弾こうとすると難易度が大幅に上がってしまい公開することができないからです。
こんなことをした「のだめカンタービレ」の千秋真一にブッ飛ばされそうですが、私の目的はあくまでも自分が好きな曲を弾くことであって、素晴らしい演奏をすることではないのでセーフとしておきます。
ルパン三世/ベスト・コレクション (ピアノ・ソロ)を購入してもらえば分かるのですが、導入部とイントロ最後の和音は楽譜通りではありません。
色々と試行錯誤した結果、動画の弾き方がミスタッチも少なくできて弾きやすく、かつ原曲の雰囲気を損なわない(コード的にOKな音)を利用していたのだと思います。
さて、演奏のポイントは和音のスタッカートとペダリングです。
ポップスをピアノで演奏する場合、小節ごとにペダルを踏み直すか、コードの切れ目(大抵の楽譜には記載があります)でペダルを踏み直すぐらいで大丈夫です。
ただ、この曲ではそうはいかず、ルパンの曲と言えばお馴染の「チャッチャラッチャ~」の部分では左手のベースラインが動いているので、音が変わる度にペダリングをした方が綺麗に聴こえます。
また、締めの部分の「チャッチャッチャッチャ」では和音にスタッカートを利用しているので、ペダルを踏んだままにするわけにもいきません。
それ以外の場所ではコードの切れ目でペダルを踏み直すぐらいの意識低いペダリングで問題ありませんが、この部分のペダリングは慣れるまで難しいかもしれません。
また、サビの部分の左手が意外と難しく、ここに関しては左右で個別練習をしないと、正確に弾くことは難しいでしょう。
というより、このぐらいの難易度の曲になると、右手→左手→両手という練習が必要で、さらに両手で弾けるようになってからも、ミスタッチの多い個所は個別練習が必要です。
私の場合はイントロ部分やサビの部分、間奏の部分が強化練習が必要な箇所になります。ほぼ全てですね(´・ω・`)
基礎練習は続ける必要がありますが、弾ける曲を増やしていきたいので、少しずつ曲を更新していくと思います。近いうちにハノンの12~20に関しても更新する予定です。お楽しみに♪
この記事をご覧の方には「【基礎練習】ピアノの基礎練習や上達方法について分かりやすく解説」もおすすめです。
練習に利用しているピアノの紹介
私が練習に利用しているピアノは、数万円で購入できる電子ピアノです。一式揃えても5万~6万円あればお釣りが出るぐらいのものです。Amazonで購入すれば配達までやってもらえるので、お店で分からない楽器の情報を見比べるより時短になると思います。とにかく練習しないと上手くなれませんから、気に入ったピアノをすぐに購入してしまうことをおすすめします。