みなさんはテスト勉強などをする時に計画をきちんと立てていますか?
計画通りに進まなくて・・・。
計画立てたら満足しちゃって・・・。
など色々な弱音が聞こえてきそうですね。
しかし、計画はかなり重要な要素を占めています。むしろ計画なしに点数を上げたり、受験に合格するのは困難と言っていいでしょう。
今日は勉強のスケジュール作成のポイントについてお話したいと思います。
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この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目の勉強方法も参考になります。
目標を決める|勉強する目的をはっきりさせておく
まず始めにやっておきたいのが目標の設定です。
あなたが勉強をする理由はなんですか?
テストで70点を取りたい。
あこがれの先輩と同じ高校・大学に行きたい
レベル上げみたいで楽しいから
うん。最後がちょっとおかしいですね。でも、これ実は私が勉強をする(していた)理由だったりします。
私の両親はあまり「勉強しなさい」などというタイプではありませんでした。
私も特に勉強する必要性のようなものは感じていませんでしたが、テストで点数を取ることをゲームのように考えていました。
なので、学校のテストでは自分でルールを作って、それを達成することを楽しむことにしていました。
有名な忍者漫画に出てきそうですが、自分ルールを作っていました。
私の自分ルールは「全教科90点以上を取ること」でした。
特別普段から何かをしていたわけではありませんが、授業で分からないことはなかったので、テスト1週間前になったらまず計画を立てて取り組むことにしていました。
ちょっと話がそれてしまいましたが計画は大切です。
できる限り具体的な内容にしておくのがいいでしょう。
一番分かりやすいのが点数です。○点取るという目標が一番やりやすいと思います。
もし、あなたの目標が点数になっていなければ、点数に換算するようにしておくのもおすすめです。
あこがれの先輩と同じ高校・大学に受かりたい→試験で○点取る
好きな人を振り向かせたい→テストで○点取る
無理やりかもしれませんが、目標は計れるものの方がいいのです。
基本的に勉強の成果として出るのはテストの点数ですから、それに合わせて目標も点数で設定しておきましょう。
目標の点数を設定したら、その点数を達成するために何をしたらいいのかを考えることです。
そのために、直近のテストを見直してみましょう。
今の平均点が30点ぐらいで70点を取りたければ、テストでどの程度の問題がとけるようにならなければいけないかを考える必要があります。
漢字の書き取りで間違えていたのなら、そこを修正すれば点数が上がります。
用語の暗記ができていなければ、そこを修正すれば点数が上がります。
計算問題を間違えていたのなら、そこを修正すれば点数が上がります。
目標に対して、具体的に何をしたらいいのかを教科ごとにしっかりイメージすることが大切です。
それができたら実際に計画を立てていきましょう。
最小15分単位で計画を立てる
単語の暗記や漢字の書き取り、理科・社会の用語の暗記などは15分ぐらいで範囲を1周できると思います。
なので、学習の最小単位は15分にしておくことをおすすめします。
数学の計算問題なんかも15分で区切るといいと思います。
計算問題なら10問程度は解けるでしょうからね。
暗記や計算問題に関しては、回数をこなすことが一番の近道です。
15分で一区切りとして2セットぐらいやるのがいいでしょう。
ポイントとしては、あまり1つの教科に時間を割きすぎないことです。
小学生でも4教科、中学生なら5教科ありますから、30分×4=2時間、30分×5=2時間半となり、あまり1つの教科に取れる時間はありません。
先ほどの目標設定で、具体的に何をすればいいのかまで落とし込んでおけば、あとはこれらを組み合わせて学習していくのみです。
私は大体以下のようなスケジュールを組んで勉強していました。
英語単語学習:15分-範囲内の英単語の書き取り、意味の音読、発音の音読を同時に
漢字書き取り:15分-範囲内の漢字の書き取り、読みながら書くを意識して
社会暗記:15分×2-範囲内の出来事や用語の暗記、進研○ミの冊子を利用していました。
理科暗記:15分×2-範囲内の用語の暗記、音読しながら、これも進研○ミの冊子を利用。
数学計算問題演習:15分×2-1セット目は基礎計算、2セット目は文章問題3問程度-間違えた場合はやり直し
これで2時間です。19時-21時ぐらいでやっていたと思います。
間に小休止も挟んでいたので、だいたい21時30分ぐらいまでかかっていますね。
そして、スケジュールが終わったらゲームをやってました。
ゲーム好きだったので…。
そういう時に限って親が部屋に入ってくるのですが、
「今日の勉強のスケジュールは終わっている。次のテストの点数が低かったら小言も聞くよ」
と言って追い返していました。
実際に毎回90点以上取ってましたから、特になにも言われることはありませんでしたね。ちなみに、大学の試験前日にもゲームをしていました。
それでも現役合格です。計画はやはり大事ですね。
計画は無理に詰め込み過ぎない
計画の作成に慣れていないとよくやりますが、計画を無理に詰め込み過ぎると初日から挫折します。
1日5時間の勉強計画とかを作っている人もいましたが、絶対に達成できないのでやめた方がいいですよ。
小学生なら1時間程度、中学生なら2時間程度で予定を組んでおいたほうが無難です。
家に帰ってから勉強だけやり続けるのも無理だと思うので、自由時間も計画に入れて組んでおいたほうがいいですね。
計画通りに進まなかったり、急な用事が入ってしまった場合、この時間を調整弁として使えます。
ありがちな間違い-計画を翌日に持ち越すな!
これをよくやる人がいますが、絶対にやらない方がいいです。
無理だったら無理だったですっぱりあきらめましょう。
そもそも計画通りにできないのは「計画が悪いから」です。
あなたの意思が弱いとかそういったものではありませんから安心して下さい。
誰だって初めてのことは上手くいきませんから、計画の改善は次のテストでやるとして、今日の計画をこなしていくようにしましょう。
休日・休憩はきちんと取ること
これもよくやる人がいますが、休みなしでぶっ続けで5時間勉強とか、計画からして無理なことはやめておきましょう。
どこの完璧超人だよ!となってしまいます。
そもそも、そんなことができるならこのブログは見ていないと思います。
学校の授業も45分~60分ぐらいで区切れると思います。
以外かも知れませんが、人間の集中力は最大で45分~60分となっています。
私が勉強の最小単位を15分にしたのもこれが理由ですが、3セットか4セットやったら1回15分程度の休憩をはさむのがいい方法です。
私は特にやることがなかったら逆立ちとかしてました。
筋トレとかするのもいいかもしれませんね。女の子ならストレッチかな。
時間がない人は無駄な時間をなくすこと|移動時間は宝の山
部活で忙しい人なんかだと「時間がない」という人がよくいますが、あれははっきり言って言い訳です。
別に勉強なんか机に向かわなくたってできますから、忙しい人は自分が無駄にしている時間がないかをもう一度見直してみましょう。
大抵は移動時間に無駄があると思います。この時間で単語の暗記を進めておけば、家に帰ってからは机に向かわないとやりにくい計算問題なんかをやればいいだけです。
私は個人的に、漢字や英単語は書いて覚えるのを推奨しています。なので移動時間におすすめの勉強は用語の暗記になります。語学は書いて読んで覚えるのが一番です。
この方が記憶に定着するまでの時間が短縮できるので、かえって時間がかからないと思います。
終わりに
がむしゃらにやることも時には大切ですが、計画的にしっかりと取り組むほうが効率もいいのでおすすめです。
テスト勉強の時に計画を立てていないのであれば、すぐに計画を立てるようにしましょう。
社会人になってからもそうなのですが、忙しい人ほど計画の立て方が上手いです。
そしてそれが必然として仕事の成果にも繋がっていきますから、社会人になる前の準備として勉強の計画をきちんと立てるのもいいですね。