そろそろ妻も妊娠安定期に入ります。今のところ順調ですが、まだ流産の可能性はあるので注意しておきたいところです。
さて、そろそろ胎教に取り組んだ方がいい頃なのかと思い、自分なりに色々と調べてみました。残念ながら胎教に関する医学的根拠のある論文は見つかりませんでした。
ただ、胎教を通じて母体のストレスを少なくし、幸せホルモンと言われるオキシトシンを分泌することは、胎児の安定した成長に効果があるようでした。
今回は胎教に読み聞かせやクラシック音楽を聴くことは効果があるのかについて調べた結果を共有します。
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妊娠24週~25週にかけて胎児の耳が聞こえるようになる
胎児の耳は妊娠5ヶ月(16週~19週)頃には出来上がっています。
ただし、耳としての機能を果たすのは、妊娠7ヶ月(24週~25週)にかけてとなります。
胎児の聴覚が完成するのは妊娠9ヶ月頃
胎児の耳が聞こえるようになるのは妊娠7ヶ月頃ですが、胎児の聴覚が完成するのは妊娠9ヶ月頃となります。
つまり、効果のあると言われている胎教のほとんどは、胎児が認識できていないことになるでしょう。
胎教の有無よりも母親のリラックスの方が大切
胎教の医学的・科学的効果はさほど期待できないようで、それよりも、母親が妊娠中にリラックスできていることの方が大切なようです。
妊娠中の母親に過度なストレスがかかることは、胎児への悪影響が心配されます。
胎教は生まれてくる赤ちゃんのためというよりも、母親のストレスを軽減させる効果の方が高いのでしょう。
参考サイト:胎児の耳はいつから聞こえる?耳形成の過程と聴覚障害の原因は?エコーで耳を見ると異常がわかる?
胎教の基本は絵本の読み聞かせか音楽を聴くこと
お腹の中にいる赤ちゃんに話しかけ、コミュニケーションを取る方法もあるようですが、一般的な胎教は絵本の読み聞かせや音楽を聴くことでしょう。
子どもに読み聞かせるように絵本を読む
お腹の中で聞いたことのある音で、赤ちゃんはリラックスすると言われている。
生まれてくる赤ちゃんのために、妊娠中から読み聞かせておく絵本があるといいかもしれません。
テレビの砂嵐の音を聞かせると、泣いている赤ちゃんがすぐに泣き止むなど、母体にいる時に聞こえていた音は、赤ちゃんをリラックスさせる効果があるようです。
妊娠7ヶ月(24週~25週)頃から、胎児の耳は聞こえているようなので、積極的に絵本の読み聞かせを行うのもいいでしょう。
もちろん、お母さん自身が好きな内容の絵本を読むのがいいです。
クラシック音楽はリラックス効果が高い
絵本の読み聞かせは大変だと感じる方は、音楽を聴くのもいいでしょう。
ポップスなどと比べれば、クラシック音楽の方がリラックス効果が期待できると思います。
妊娠中のお母さんが興奮していたり、ストレスが高かったりするのは、胎児にはあまりいい影響がないようです。
自分が落ち着いた気分になれる曲、どちらかと言えばインストゥルメンタル(歌がない曲)がいいでしょう。
胎教を強制と感じるならやらない方がいい
少し調べてみたのですが、胎教の効果は医学的に証明されていないようでした。
胎教というより、胎教を通じて母体のストレスを軽減し、ホルモンバランスを整える効果の方が高いようです。
無理して頑張るのではなく自然とやれることを
胎教を頑張ろうとするのは、母体へのストレスを考えると、逆効果になる可能性も高いです。
生まれてくる赤ちゃんのために、自分から進んでやれることをするぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。
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