残念ですが、既に資産を構築している以外の方が楽して稼ぐことはほぼ100%不可能です。
資産形成にはとにかく時間が必要です。私は30代になってから資産の構築に挑戦していますが、資産形成は早く始めればそれだけ効果が出るものです。
”資産形成勉強会”は『20代の頃に私が知っておきたかった資産形成に関すること』をメインの題材にしています。色々な方向から資産形成についてアプローチし、みなさんに役立つ情報が提供できれば幸いです。
資産形成方法の1つとしてアフィリエイトが紹介されることもよくあります。
私もそのような紹介をする一人ですが、アフィリエイトはストックビジネスではなく、フロービジネスです。
アフィリエイトを資産とするのは、ビジネスオーナーとなることが資産を持つことに等しいからと考えています。
今回は、ストックビジネスではなくフロービジネスのアフィリエイトサイトは資産になるか?についてお伝えします。
この記事をご覧の方には「アフィリエイトで稼ぐのは難しい|WEBやSEOの知識もないと儲からない」も参考になります。
アフィリエイトとは
アフィリエイトとは商品の紹介や口コミをインターネット上で行い、商品が売れた(または問い合わせなどの決められた行動に繋がった)場合にのみ報酬が支払われる仕組みです。
アフィリエイトを怪しいと思っている方や詐欺だと勘違いしている方もまだまだ多いのですが、テレビCMは広告業とすればアフィリエイトと同様の業種ですし、テレビショッピングなどはまさにアフィリエイトそのものです。
アフィリエイトはウェブマーケティング
単純に利用している媒体がテレビかインターネットサイトかの違いであるだけで、やっていることはほぼ同じことになります。
今ではテレビや新聞などのマスメディアが得られる広告収入がかなり高い割合でインターネット広告に流れています。
広告主に対して影響力を持っていたいマスメディアはやっきになってアフィリエイトのネガティブキャンペーンを行っていますが、要は広告業としてライバルになる関係上批判しているだけのことです。
アフィリエイトは口コミの一種
みなさんも、美味しいお店やすてきな商品を見つけた時は親しい友人や家族に紹介することがあると思います。
アフィリエイトはその延長線にあるもので、営業マンや販売員とほぼ同じことをインターネット上で行っているだけのことです。
よくニュースで報道されるアフィリエイトの詐欺などは、株式投資の詐欺(IPO詐欺が割とよくある手口です)などと同じで詐欺にアフィリエイトという言葉を利用しているだけでアフィリエイトは関係ありません。
関連記事「アフィリエイト初心者におすすめのASP|A8ネット・グーグルアドセンス・アマゾンアソシエイト」
ストックビジネスとフロービジネスの違いについて
私はアフィリエイトサイトの所有は資産の所有に近いものだと考えているので、当サイトでもアフィリエイトの紹介を行っています。
しかし、そもそもアフィリエイトは厳密には資産ではないとされています。
ビジネスの種類には大きく分けてストックビジネスとフロービジネスがあります。
ストックビジネス
ストックビジネスは株式投資や不動産投資などの投資を除けば、月額会員制のサービスが代表的でしょう。
具体的な例としては携帯電話の販売や生協などの定期購入のサービスがストックビジネスです。
ストックビジネスの特徴は一度の取引で顧客との関係が終了しないサービスとなっていることです。
フロービジネス
一方、フロービジネスは一般的に商売で想像することが多い店舗販売や企業取引のほとんどです。
あくまでも店舗や企業はその取引に関係するというだけで、商品やサービスを一度売ったあとは顧客との関係は維持されません。
できる限り顧客との関係を続けたい店舗や企業側がポイントカードによる囲い込みを試みているように、ストックビジネスは一定数の顧客が得られるまでが大変なビジネスです。
逆に、フロービジネスは継続的に顧客を得ることが大変なビジネスというのが特徴になります。
アフィリエイトはフロービジネス
それではアフィリエイトはストックビジネスとフロービジネスのどちらになるかというと、商品を紹介するのがウェブサイトになります。
ですが、基本的には店舗や企業が商品を販売するのと同じ形になるので、アフィリエイトはフロービジネスとなります。
アフィリエイトサイトを資産と考えることができるか?
ただ、アフィリエイトはウェブサイトが商品を紹介するため、ウェブサイトが完成するまではかなり大変な作業となります。
ですが、一度検索エンジンに評価されたウェブサイトは数ヵ月で検索順位が落ちるといったことはほとんどありません。
※ブラックハットSEOをしている場合は除きます。
なので、ビジネススタイルはフロービジネスなのですが、完成したアフィリエイトサイトは全自動で商品を売る自動販売機のようなものと考えることもできます。
※2019年3月13日・6月4日のGoogleコアアルゴリズムアップデートで、必ずしもコンテンツが評価されるわけではなくなりました
アフィリエイトはストックビジネスの側面もある
自分の財布にお金を入れてくれるものが資産と金持ち父さん 貧乏父さんでも言われています。
なので、アフィリエイトという業自体はフロービジネスですが、アフィリエイトサイトは資産として考えることもできるというのが私の考えです。
アフィリエイトは不動産投資に似ている!?
私の考えではアフィリエイトは不動産投資に似ていると思います。
不動産投資とアフィリエイトでは、投資する対象が実態のある不動産か、実態のないウェブサイトかの違いはありますが、景気や市況によって資産価値が変わりやすいというのが共通することだと思います。
不動産の価値が変わる原因
不動産ではバブルもたまに起きるぐらい価格の高騰やサブプライムローンが破綻した時のような暴落も起こりやすい印象があります。
また、日本の不動産は特にそうだと思いますが、日本の人口が減少していくのが分かり切っている今、5年後、10年後の不動産の資産価値は予測しにくいものであると考えられます。
私は都市部以外の不動産は近いうちに暴落すると思っていますが、今のところその兆候はないようにも思います。
不動産投資はその他の投資と比べて安定しない
株式投資や投資信託、FXなどと比べると不動産の方が将来の価値を見積もることが難しいという印象があります。
株式投資や投資信託では特に、バリューへの投資を行い長期間保有すると資産価値が上がる可能性が高くなるので、長期保有に限定すれば不動産投資より相場の傾向が読みやすいのではないかと思っています。
アフィリエイトも不安定性では似たようなもの
これはアフィリエイトサイトも同じように考えることができます。
アフィリエイトサイトの所有を資産の所有と同等として考えていますが、そのアフィリエイトサイトがいつまで稼ぎ続けることができる(資産価値がある)かはかなり予測がしにくいものになります。
アフィリエイトがなくなってしまうということはあまり考えにくいでしょう。
しかし、今アフィリエイトが流行っているのも、企業がインターネット広告費への予算比率を挙げたために起こっていることであって、広告費自体が増えたわけではないという点がポイントになりそうです。
今はいいのですが、そのうち全体の予算が頭打ちになり、限られたパイの奪い合いになることが容易に予想されます。
過当競争気味になった場合のアフィリエイトサイトは血で血を洗うレッドオーシャンとなり、割に合わない商売となる可能性すらあります。
不動産投資よりもアフィリエイトサイトの所有は価値が分かりにくいのではないかというのが私の考えです。
関連記事:【2019年3月&6月】Googleコアアルゴリズムアップデートに被弾して分かったこと
アフィリエイトサービス提供企業(ASP)
アフィリエイト初心者のためにおすすめのASPを紹介します。まずはこれらのASPに登録することをおすすめします。
・グーグルアドセンスアフィリエイトの中でも基本中の基本といえるクリック報酬型広告が作成できます。
サイトにあった広告を探す目的でも利用できます。
各種ASPに登録する際に一緒に登録しておきましょう。
公式サイト⇒グーグルアドセンス
・A8.net
日本で最大のASP企業です。私がメインで利用している会社でもあります。
おすすめするポイントは管理画面の見やすさと提携企業の検索がやりやすいことです。
他のASPも色々試したのですが、操作性はA8.netがダントツです。
提携できる企業がバランスよくあるので、初心者の方にもおすすめです。
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・もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、Amazonや楽天、7netショッピングとの提携がまとめてできます。
Cocoonならショートコードで簡単におすすめ商品リンクを作成可能です。
ヤフーショッピングにバリューコマースを利用すれば、
物販系のアフィリエイトリンクはほとんどカバーできます。
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この記事をご覧の方には「アフィリエイトで稼ぐのは難しい|WEBやSEOの知識もないと儲からない」も参考になります。
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