残念ですが、既に資産を構築している以外の方が楽して稼ぐことはほぼ100%不可能です。
資産形成にはとにかく時間が必要です。私は30代になってから資産の構築に挑戦していますが、資産形成は早く始めればそれだけ効果が出るものです。
”資産形成勉強会”は『20代の頃に私が知っておきたかった資産形成に関すること』をメインの題材にしています。色々な方向から資産形成についてアプローチし、みなさんに役立つ情報が提供できれば幸いです。
さて、今回はFXの取引ツールの1つであるシステムトレードについて説明します。
FXのシステムトレードでは、インヴァスト証券のシストレ24が有名です。この記事ではシストレ24の運用経験を基に情報提供します。
今回はシストレ24でFX初心者でも週に数万円の勝ちを積み上げる方法を紹介します。
この記事をご覧の方には「シストレ24で人気のストラテジーを選ぶ方法|ステータスの組み合わせについても解説」も参考になります。
FXとシステムトレードについて
シストレ24について説明する前に、FXとシステムトレードについて説明しておく必要があるでしょう。FXは外貨取引、システムトレードはAIを利用した自動取引のことです。
FXとは
FXは「Foreign Exchange」の略で外貨取引のことです。
外貨と聞けば、ドルやユーロが真っ先に思いつくでしょう。
FXで一般的なのは、「円とドル」「円とユーロ」のように、日本円で外国通貨を購入し、その後の円高や円安の動きによって損得が決まるようになっています。
例えば、1ドル100円の相場で100ドル購入すれば10,000円です。
これが円安に傾いて1ドル120円になると、100ドルの価値が12,000円になり利益が出ます。逆に、1ドル80円になると、100ドルの価値が8,000円になり損失が出ます。
こういった取引をFX(外貨取引)、正式には「外国為替証拠金取引」といいます。
システムトレードとは
あらかじめ決められた条件に基づいて自動的に売買をするシステムのことです。
条件の設定が複雑なシステムの方が負ける可能性が少なくなりますが、完璧なシステムというのは作れないので、システムによって得意とする相場状況や苦手とする相場状況があります。
条件の設定例として、「1ドル100円の時にドルを購入し、1ドル120円になったら売る」といった設定方法や、「ドルと円の相場が直近1週間前の相場より10円以上円高に振れたらドルを購入する」といった設定方法などが考えられます。
実際にはもっと複雑な設定をしているのですが、イメージするならこのような条件になるでしょう。
価格を条件とするシステムでは、指定された条件を満たすまで取引が行われません。また、価格差を条件とするシステムでは、安定した相場の場合取引ができません。
条件の設定次第で、得意な相場や苦手な相場が出るのもイメージできると思います。
関連記事「シストレ24でFX初心者でも週に数万円の勝ちを積み上げる方法」
https://hirokichin.com/benkyo/fx/system-trade/how-fx-beginners-win
シストレ24のストラテジーについて
FXのシステムトレードにインヴァスト証券の提供するシストレ24というサービスがあります。
これは、気に入ったシステムを選ぶことで、FX取引を誰でも自動売買できるようになるツールです。
シストレ24で利用できるシステムをストラテジーと呼び、状況によって切り替えながら取引をしていくことになります。
初心者はコツコツタイプがおすすめ
シストレ24のストラテジーには、コツコツタイプや一発が大きいタイプなど、様々な種類があります。初心者におすすめのストラテジーはコツコツタイプです。
一発が大きいタイプは初心者には不向きで、上級者向けのストラテジーと言えるでしょう。
コツコツタイプのメリット
コツコツタイプのストラテジーのメリットは、取引回数が多いので、初心者でもすぐに取引の経験を積めることです。
システムトレードは売買しないと利益が出ないので、一発が大きいタイプのように、1ヶ月や2ヶ月取引がないこともあるストラテジーは不向きです。
その点、コツコツタイプのストラテジーなら、一週間の間に何度も取引されます。早ければ当日の間に売買が成立することもあるので、システムトレードがどういったものか実践から理解するのも早いでしょう。
コツコツタイプのデメリット
コツコツタイプのストラテジーは取引回数が多いシステムなので、ストラテジーが苦手とする市場環境になると、かなりの速さで負け続けてしまいます。
なので、朝・昼・晩ぐらいはシストレ24にログインして、ストラテジーの実績確認をしておきましょう。あまり長い期間放っておくと、数万円~十数万円負けてしまうということが簡単に起こり得ます。
関連記事「シストレ24で人気のストラテジーを選ぶ方法|ステータスの組み合わせについても解説」
実際の取引履歴を紹介
私が実際にシストレ24で取引をした例を紹介します。取引日時がかなり前のデータですが、雰囲気を掴んでもらうのはできるでしょう。どのデータも取引期間は1週間程度です。
コツコツタイプのストラテジーなら、1週間でも10回程度の取引が行われることはざらにあります。
調子がいいコツコツタイプの例
数回の負けがあったが、問題なくプラスを積み重ね、10,464円のプラスで終わった。コツコツタイプのストラテジーは、調子がいい時は1,000円や2,000円の利益をコツコツ積み上げていってくれます。25回ぐらいの取引中4回ほど負けがありますが、プラスは問題なく積み上がっています。
この1週間では、10,464円のプラスを出すことができました。
負ける時の額がやや大きい例
大きめの負けが4回あったが、全体では13,844円のプラスで終えられた。コツコツタイプのストラテジーでは、1回の取引で負ける時に、プラスが出る時より大きい金額の損失が出ることがよくあります。この時は、大きめの負けが4回あり、即座にストラテジーを切り替えています。
その後2回の小負けがありましたが、全体では13,844円のプラスで終えることができました。
今回は負けをストラテジーを切り替えることで、すぐに取り戻せました。ストラテジーを切り替えないと、そのまま負け続けてしまうパターンがよくあります。
不穏な取引が発生したら、即座にストラテジーを切り替える必要もあるのです。
1度の負けが大きい例
1度だけ大きい負けがあったが、全体で6,354円のプラスに終わった。負けを出したのは、1回の取引が大きいストラテジーでした。この時は取引を始めたばかりだったので、すぐに該当のストラテジーの利用を停止してしまいました。
何度か取引を続けていればプラスに転じた可能性もありますが、初めて出す損失としては少し多き過ぎました。
この取引では、1度だけ大きい負けがあったが、全体で6,354円のプラスに終わることができました。
システムトレードで勝つポイント
取引事例で紹介した画像では、合計で30,662円のプラスを出すことができています。
期間は約20日なので、初心者としては上出来と言える取引結果だったと思います。
この時、シストレ24を利用する時に用意した種銭は30万円で、実際の取引に利用した金額は20万円程度でした。約1ヶ月の取引で掴んだ勝つためのポイントを紹介します。
調子のいいストラテジーを使う
コツコツタイプのストラテジーであれば、調子がいいストラテジーを利用すればまず負けません。
一回の取引利益が大きいタイプのストラテジーだと、取引が成立するまでに市況が変化してしまう可能性もあります。
現時点で勝っているコツコツタイプのストラテジーを選択するのが、初心者なら最も勝率の高い方法でしょう。
勝っているうちに切り替える
シストレ24で最も重要な点は、ストラテジーが勝っている間に別のストラテジーに切り替えるか、取引を停止しないと勝ちが確定しないことです。
実は紹介した実践画像の後、証拠金を超えて取引してしまうというケアレスミスで大負けをするのですが、その前に取引画面のチェックをサボって、システムが負け続けてしまうミスもありました。
コツコツタイプのストラテジーは市況が変わると、負け続けてしまうリスクの高いシステムなので、ストラテジーが負け始める前に切り替えられなければなりません。
このコツを私は掴むことができなかったので、現在はシステムトレードの利用はしていません。
関連記事「シストレ24で資産を1/3にした失敗から学ぶFXの基本について」
FXは世界情勢が大きく関係する
ストラテジーが負け始めるのは市況の変化が関係しています。
その市況の変化には世界情勢が深く関わっています。FXと世界情勢は無関係ではいられないのです。
イギリスのEU脱退
2016年6月23日と、大分前の話になりますが、EUからイギリスが脱退することが決定しました。
これを受けてイギリスの通貨であるポンドが米ドルに対して大幅に下落、同時にユーロも下落しました。
イギリスがEUからの脱退を決めたのは国民投票ですが、この日はインヴァスト証券からも外貨取引を控えるよう通達があったほどでした。
実は、国民投票の前はイギリスがEUから脱退する可能性は低いと見られていました。「脱退しない」なら、ポンドやユーロが上がると考える人が多いでしょうから、この時にFX取引をしていた人の大半は大損をしていることでしょう。
翌日は電車の人身事故がかなりあったようです。
この堺商人って人、昨日は総資産8位だったのに今日の収益額…(;ω;) pic.twitter.com/fIRbxGsoV4
— おんちゃん (@onchan_5G) 2016年6月24日
北朝鮮の情勢やアメリカの株安 EUの政情不安
今現在の話では、北朝鮮の情勢不安が金融リスクとして大きなものとなるでしょう。
仮に戦争になった場合、ウォンの大幅下落はもちろん、人民元、日本円、米ドルも他人事ではありません。
アメリカを発端とする世界的な株価の下落も日本円や通貨の値動きに影響するでしょう。
日本でも日経平均が1,000円超下落するなど、株価には早くも影響が出ています。
また、難民受け入れを原因とするEUの情勢不安もFXでは大きなリスク要因となるでしょう。
このように、今後世界情勢がどのように変化するかも考えてFXの取引を行う必要があります。
この記事をご覧の方にはインヴァスト証券の運営するシストレ24がおすすめです。