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ベンチャー企業で働くことのメリットやデメリットについて

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  1. 日本の企業の労働環境をよりよくするための情報を提供する
  2. 日本の労働市場の流動化を促進する
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大企業と中小企業でもかなり違いがありますが、仕事の内容などは同じでそれが優れているか稚拙であるかといった違いになることが基本です。

ですが、ベンチャー企業の場合は会社として機能するかどうかすら怪しい部分があったりと、大企業にも中小企業にもない特徴があります。

特に、私はベンチャー企業のスタートアップにアサインされた経験があるため、会社がどのような仕組みでできているのか、会社はどのように運営すればいいのか、起業はどうやったらできるのかなどを、学問としてではなく現場で必死で働きながら覚えることができました。

今回は、ベンチャー企業で働くことのメリットやデメリットについてお伝えしたいと思います。

このページをご覧の方には「【就活生向け】大企業と中小企業のメリットとデメリットについて」も参考になります。

【就活生向け】大企業と中小企業で働くメリットとデメリットについて
親兄弟という身近な存在は大企業に勤めていて、私自身は中小企業、ベンチャー企業、起業と企業規模が段々小さくなるというキャリアを経ています。 なので、大企業しか知らない人よりも、中小企業しかしらない人よりも大企業と中小企業のメリットとデメリットについてお伝えできると思います。
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起業・スタートアップは生易しいものではない

ベンチャー企業のスタートアップを経験した身として、最初にみなさんにお伝えしておきたいのは、起業やスタートアップはみなさんが想像しているより苛酷であるということです。

ほとんどの方は起業やスタートアップについて生半可なものではない印象があると思いますが、その考えが生易しいものであったと実感するほどには大変です。

ベンチャー企業のスタートアップで3年間ほぼ休みなしで働くことに

私も社員の立場としてベンチャー企業のスタートアップにアサインされたとはいえ、入社から半年ほどは休みがないほどに仕事をし、入社から3年ぐらいはまとまった休みを取ることができなかったことを覚えています。労働基準法なんてあってないようなものです。

なぜこのような過酷な労働環境になってしまうかというと、ベンチャー企業の動力源はコンセプト(=経営理念)だからとなります。

「大手企業でも提供していないサービスを届ける」「今までにないコンセプトの商品を開発する」「既存の枠組みや利権に踏み込んだサービスを展開する」というような理念を持って起業する方が多いです。

ベンチャー企業がブラック労働になるのはよくある話

そうなると、今までになかった商品やサービスを提供したり、今の仕組みを根本から否定するようなサービスを提供・展開したりするのですから、当然最初は利益も上がらず苦しい時期が続きます。

さらに、サービスの普及に伴い既存勢力からの抵抗もるので、労働条件も過酷になりやすいのです。

特に経営者である社長は休まず働くことになってしまうことが多いでしょう。

起業したばかりの会社はお金もない、技術もない、人もいないのないない尽くしです。ハンデをリカバーするには人件費のかからない経営者により多く働いてもらう他ないのです。

関連記事「しっかりしたキャリアを作りたければ一時期はワーカホリックになる必要がある

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将来に亘って有用となるキャリアの構築や起業などでスタートアップをした直後など、仕事やキャリアパス、事業で成功した人に共通する特徴として、一時期はワーカホリックになっていることが挙げられます。

会社とは何かを学ぶことができる

いきなりベンチャー企業の大きなデメリットから紹介しましたが、大企業や中小企業に勤めるよりメリットとなる部分もあります。

それは、会社がどういうものであるかを学べるという点です。

というのも、ベンチャー企業には人もいなければお金もありません。

ですが、ある程度収益が安定するまでは時間ならあります。

会社にはバックオフィスがないので、社長自ら見積書や請求書を作成しますし、勤怠管理や労務管理、給与支払いも社長がやることになります。

スタートアップ企業には管轄や担当は存在しない

私はスタートアップしたばかりのベンチャー企業にアサインされたので、販売・営業からマーケティング・広告戦略、労務管理やシフト作成、給与支払いなど、会社の運営に関わることは全てやりました。

結果として独立起業してやっていけるだけの下地も出来上がっていったのですが、大企業よりも、中小企業よりも、会社全体のことがよく分かり、どのようにして会社が成り立っているのかを肌で覚えることができました。

大企業で優秀な人が必ずしも企業して成功できない理由

大企業で非常に優秀だった方が独立・開業したのですが、事業が全く上手くいかずに廃業してしまうという話をたまに聞きます。

これは、大企業出身の方によくあることで、その方は専門の業務では有能だったのでしょうが、他の部分はからっきしだったと考えられます。

何かのスペシャリストかつ何でもできる人しか経営者にはなれない

例えば、営業はできるが営業管理はできない。

とか総務・経理はできるけどマーケティングができない。

などの理由が考えられます。

会社の基本は営業・販売にあるので、そこさえ何とかなってれば収益を上げることができますが、そこのレベルが低い場合は高確率で失敗することでしょう。

結局のところ企業の価値は社会に提供するメリットで決まるのです。

成長し続ける企業に必要なたった1つのこと|「優良企業」「いい会社」とは何か?
成長し続ける企業に必要なこととは何でしょうか?大企業でも簡単に倒産することを考えれば「規模」ではないことは確実でしょう。いわゆる「優良企業」や「いい会社」と呼ばれる企業について今回は考えていきたいと思います。

どんなサービスを提供しているのか、どんな商品を販売しているのか、これが会社の全てです。

ここが良ければ会社は存続しますし、ここが悪ければ会社は潰れます。

大企業では難しい専門外の知識もベンチャー企業なら得られる

今ではベンチャー企業といっても最初から大所帯になっていることもあるので、営業、総務、人事などの全てを自分で経験するのは難しい場合もあるかもしれません。

ですが、完全に別の部署として区切られてしまい、情報も滅多に入ってこないような大企業に比べれば、比較的情報を得るのに苦労はしないはずです。

いずれ独立したいと考えているような方は大企業で専門性を育て、ベンチャー企業で応用力を鍛えるのがおすすめです。

ベンチャー企業は社長との距離が近い

ベンチャー企業に勤めるメリットとして、社長との距離が比較的近いことが挙げられます。

特に創業期は、社長も社員もなく、みんなが本気で事業に取り組んでいることもあるので、社長は単に決定者という感覚になることもあるでしょう。

経営者や創業者と直接話せる機会は驚くほど少ない

また、大企業はもちろん、中小企業ですら、会社がどんな事業をどんな想いで運営しているのかは中々分かりませんし、直接本人に聞くことができない場合もあります。

創業者が既に亡くなっている場合は、聞くことすらできません。

ですが、ベンチャー企業ならすぐに聞くことができます。

むしろ、隣の席に社長が座っているぐらいです。

社長の人柄によっては、「この人のために頑張ろう」となる場合も多く、会社で働くというより、仲間内でワイワイ楽しく過ごすという感覚になることもあるでしょう。

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キャリア形成が難しい

ベンチャー企業に限らず、日系企業ではよくあることかもしれませんが、計画的なキャリアの形成が難しくなることはベンチャー企業に勤めるデメリットかもしれません。

最悪会社が倒産するので、そうなった場合に自分が望んでいたスキルが身に付いているという保証もありません。

サービスが大ヒットする可能性は低い

メルカリのようにその企業がヒットすれば逆に高待遇での転職も可能になるのでしょうが、こういったケースはむしろ珍しいものです。

むしろ、「思っていたような会社ではなかった」「自分の求める働き方ができなかった」となった場合に転職時にアピールできる実績がなく、苦労する可能性もあります。

特に業務も忙しくなりがちなベンチャー企業に勤める場合は、定期的に自身のキャリアやライフプランを見直し、適切に働けているのかを確認しておいた方がいいかもしれません。

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私が会社員のメリットを十分に理解しながら、最終的には独立という選択肢を採ったのも、仕事と報酬について考えた結果、独立した方が得であると判断したからです。

「会社の大きさ≠収入の多さ」になった

昔は、仕事をするならある程度の規模の組織であることの方が有利でした。

なので、多少損であっても会社員として働いた方が結果として得でした。

ですが、今では組織の大小が必ずしも成果に直結しなくなってきています。

会社組織の運営や、そのあり方について、もう一度よく考えなければいけない時代になっているのかもしれません。

より不確実な社会になった

一生同じ会社で働くつもりの人も、将来独立しようと考えている人も、転職や起業という選択肢を全く無視することはできない時代です。

もしかしたら会社が倒産してしまうかもしれませんし、ある日突然リストラされることになるかもしれません。

どんなにその会社が好きであっても、転職や独立の可能性を視野に入れながら行動するクレバーさが求められています。

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この記事をご覧の方には「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない」も参考になります。

仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない
社会人の方なら一度は聞いたことがある台詞の1つに「仕事でやっているのだから我慢しろ」などという意味不明なお叱り、提言があります。 かくいう私もよく同僚から言われるのですが、たかが金もうけの手段にすぎない仕事に対してなぜこちらが我慢をしなければいけないのか意味が分かりません。
ひろきち

YouTubeのゲーム実況が好きです。 牛沢さんの動画をよく視聴しています。

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