娘の学費を学資保険ではなくインデックスファンドで運用することにしました。
2019年生まれの娘にジュニアNISAで口座を作成し、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドで毎月1万円学費を積み立てます。
※2年目からグローバル3倍3分法ファンド+eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)に変更しています。
※2020年8月よりeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のみに変更しました。
大学受験の頃には、拠出金が216万円(12万×18年)になるので、大学進学費用の足しになるだろうという考えです。
【1歳】のインデックス投資、グローバル3倍3分法ファンド+eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の運用結果及び経過を紹介します。資産運用開始から【2年目(2020年)】の結果です。
2020年の運用成績は年利22.10%、元金165,002円に対して評価額198,429円、利益は33,427円でした。元金の約1.20倍になりました。
昨年【1年目】の結果はこちら
来年【3年目】の結果はこちら
この記事をご覧の方には「毎月一定の金額を貯金している方におすすめの投資信託|インデックスファンドの投資≒貯金!?」も参考になります。
積立投資で利用する商品は、下記の2種類のファンドです。掛け金も50:50の均等に振り分けて投資を行います。
※2020年8月よりeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のみに変更しました。
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)については、日興アセットマネジメントの公式サイト、グローバル3倍3分法特設サイトを参照ください。
【グローバル3倍3分法ファンド】庶民のFIREに必要不可欠?なぜ3倍なのか?5倍にしない理由があった!も参考になります。
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)は私がiDeCoで購入している商品です。
現状の金額推移を見る限り、eMAXIS Slimシリーズで最もバランスの取れたファンドがeMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)だと考えています。
eMAXIS Slimシリーズについては簡単・初心者向けの資産形成 (長期投資)も参考になります。
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)は楽天証券で購入しています。
楽天証券では、毎月引き落とし日が自由に設定できる(1日~28日)他、スポットの購入も可能です。
1年目に投資したセゾンの口座に資金が7万円ほどありましたが、ジュニアNISAで購入した資金は移動できませんでした。
そのため、グローバル3倍3分法ファンドの購入資金に割り当てることはできません。
仕方がないので、2020年は毎月15,000円ずつ定期購入することにしました。
※コロナで買い増ししたため、2020年5月から毎月1万円の積立に戻しています。
15,000×11=165,000ですが、セゾン口座にある約70,000円を合わせれば、毎月1万円2年分の10,000円×24=240,000とほぼ同額となります。
2020年の運用結果及び経過は下記の通りです。
月日 | 購入金額 | 年利 | 現在評価額 | 元金合計 | 元金差額 | 元金倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年 2月7日 | 15,000 | 12.32% | 15,154 | 15,000 | 154 | 1.01 |
2020年 3月4日 | 15,000 | -30.60% | 28,470 | 30,000 | -1,530 | 0.95 |
2020年 3月17日 | 30,001 | -72.10% | 52,791 | 60,001 | -7,210 | 0.88 |
2020年 4月4日 | 10,000 | -32.59% | 64,298 | 70,001 | -5,703 | 0.92 |
2020年 5月9日 | 10,000 | 4.64% | 81,238 | 80,001 | 1,237 | 1.02 |
2020年 6月4日 | 10,000 | 24.90% | 99,340 | 90,001 | 9,339 | 1.10 |
2020年 7月4日 | 10,000 | 21.04% | 110,523 | 100,001 | 10,522 | 1.11 |
2020年 8月5日 | 10,000 | 21.88% | 124,041 | 110,001 | 14,040 | 1.13 |
2020年 9月3日 | 10,000 | 26.56% | 141,250 | 120,001 | 21,249 | 1.18 |
2020年 10月7日 | 15,000 | 16.88% | 152,096 | 135,001 | 17,095 | 1.13 |
2020年 11月9日 | 15,000 | 15.41% | 169,262 | 150,001 | 19,261 | 1.13 |
2020年 12月4日 | 15,001 | 19.29% | 194,178 | 165,002 | 29,176 | 1.18 |
2020年 12月31日 | 0 | 22.10% | 198,429 | 165,002 | 33,427 | 1.20 |
2020年2月~3月は中国発のコロナウイルスの影響で経済に大きな影響が出ました。
2月の中旬頃から株式市場にも影響が出始め、3月には日経平均が2万円近くまで下がるほどになっています。ただ、長期投資の観点で見れば、今が買いとなります。
ドルコスト平均法を利用して淡々と積み上げるだけですが、一時的な評価減に右往左往しないよう注意しましょう。
価格が大幅に下落したため、長期投資で言うところの買い時と判断しました。私が出資しているとはいえ、娘の資産なのでやや気が引けましたが、長い目で見ればプラスになると考えています。
タイミングを見て、今年分の金額を購入してしまう予定です。来年以降は積み立てNISAの移行ができるので、今回だけの処置になると思います。
暴落を目の当たりにしたらどうするか(追加投資のルールなど)を読んで、今後のスポット購入について考えました。
一度スポット購入をしましたが、株価がどの程度の期間低迷するか、底値の判断をどうやって行うかについて、明確な答えが出せなかったため、ドルコスト平均法での購入方法に戻すことにしました。
4月1日から毎月1万円(各5,000円)の購入に戻します。
15,000ほど今年の購入金額が余ってしまうので、今年のどこかで底値だと考えた時点で購入することにします。
株価を気にしながら日常生活を送るのはあまりいいことではないので、あくまでドルコスト平均法での購入にて”ほったらかし”で投資を行うようにします。
運用を始めたばかりだったので、コロナウイルスの影響で評価額が下がっても、損失はさほどありませんでした。
景気は確実に悪くなっているはずですが、株価は高い状況のため、2020年5月に早くもプラス領域に戻りました。
ANAが3,200人程度の新卒採用を中断するなど、コロナの影響は長期に及びそうですが、逆に積立を始めるにはいい時期となっていると思います。
【ANA採用についてニュース内容を引用】
ANAグループは8日、新型コロナウイルスの感染拡大で今後の事業計画が見通せないことから、2021年度入社の新卒採用活動を一時中断すると発表した。
全日本空輸などグループ37社で3200人程度の募集を行っていたが、活動の再開時期や採用予定数を見直すかは、今後の動向を見極めながら検討する。
グローバル3倍3分法ファンドについて、正直よく分からないまま変更したところがありました。
様々な投資情報を見ると、eMAXIS Slimシリーズの優秀さは分かりますが、グローバル3倍3分法ファンドについての情報はあまりなく、成績もさほど変わらないことから、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)のみで運用することにしました。
基本的にはこれ1本でOKと言っている人もいるぐらいなので、特別問題はないと考えています。
基本的に毎月1万円の積立をしていますが、今年の投資分として入れておいた残高に余裕があったので、10月~12月だけ積立金額を15,000円に変更しています。
2021年1月から毎月10,000円の積立に戻す予定です。
2020年はコロナウイルスの影響で、3月~4月の間に株価が大幅に下落した関係で、資産価値も同時に減少しています。
ただ、僅かながら買い増しをした結果が10月以降にプラスの効果となって表れており、継続して積み立て購入することの重要性を実感した年でもありました。
今後は「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」で運用していく予定です。
1年目にセゾン投信を利用していた関係で、ジュニアNISA口座の楽天証券への移管をしていました。
2020年1月にセゾン投信で購入していたため、2020年10月以降の変更手続きになっていましたが、仕事が忙しく手続きに時間が取れるようになったのが11月でした。
自分の証券口座は年内に移管が終わり、NISA口座での購入が2021年2月から可能となりましたが、ジュニアNISA口座は手続きに時間がかかるため、年末に口座手続きが終了し、年明けにNISA口座の移管手続きを行う予定となっています。
完全に移管できるのは2021年2月頃となり、NISA口座での購入は3月頃からとなりそうです。
関連記事:【0歳】娘の大学進学費用(学費)をジュニアNISAで運用しています【1年目(2019年)】
今まで様々な貯蓄、投資方法を試してきましたが、最も自分に合う投資方法はインデックスファンドを利用したほったらかし投資法でした。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、日本の株式と債券に1/4ずつ、海外の株式と債券に1/4ずつ投資するファンドです。
株式価格が上がると債券価格が下がり、債券価格が上がると株式価格が下がる傾向にあります。
そのため、日本と世界が好景気であっても不景気であっても、世界経済が毎年数%の成長をする限り、年利も数%になるという商品です。
リスクを極限まで減らしつつ、銀行の預金金利よりはるかに高いリターンが期待できる商品設計が気にっています。
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、申し込みから実際の引き落としまでは2ヶ月ほど時間がかかります。
ですが、一度申し込みをしてからは毎月4日に引き落とし、毎月23日頃にファンドの購入を継続的に行ってくれます。
引き落とし日に銀行残高が足りない場合は引き落としされませんが、2ヶ月連続で引き落としされないと自動引き落としが強制的に終了となってしまうので注意しておきましょう。
私が初めて投資信託に挑戦した時に選んだインデックスファンドはセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドです。関連記事「【2017年】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用実績【1年目】」
このファンドを選ぶきっかけになった書籍も紹介しておきます。
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