健康な時ほど健康のありがたみには気付かないものです。実は健康であることは最も価値のある資産なのですが、大抵は病気になったり怪我をしてしまった時でないと気付けません。
人は歳もとっていくものですから、若い時と比べれば何でもないようなことでもだんだん体調を崩すようになってしまうものです。
さて、社会人として働くみなさまは貯金をしていますか?
宵越しの銭は持たないというのもカッコいいことですが、それでは怪我をしてしまったり病気になってしまった時に休むことすらできません。
特に今のご時世では心の病気である鬱にも注意が必要です。身体が丈夫であっても心が弱ってしまっては日常生活を送ることも困難になります。
さて、今回は社会人の方が持っておくべき貯金の金額について説明します。
基本的には半年分の生活費として大体100万円ぐらいが最低金額になります。
この記事をご覧の方には「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない」も参考になります。
怪我だといきなり大けがを負ってしまうということもあります。
ただ、病気もそうですが、鬱の場合も、最初に出てくる症状はささいなものです。
少し体調が悪いけど検査しても異常がないとか、休日に趣味を楽しめないとか…、このあたりで思い切って1~2ヶ月の休暇を取ってしまえば治るかもしれません。
でも、ほとんどの人は「ちょっと我慢すれば平気だから」とそのまま働いてしまいます。
そして気付いた時には手遅れの状態になるのです。
私は実際に鬱になったことがありますが、鬱の人に必要なのはとにかく休息です。
私が鬱になった時は学生で、受験シーズン真っただ中でしたが、勉強や仕事は一切やってはいけません。
できるだけ規則正しい生活を続け、とにかくやりたいと思ったことだけやり(ほとんどの場合はありませんが…)特にすることがなければ寝転がっているぐらいがちょうどいいです。
私の場合は初期対応がそこそこ早かったので、半年ほどで日常生活に戻ることができました。
それでも通院自体は2年ほど続けていましたが、これだけでも社会人の方が鬱になってしまった場合、治すだけでも大変なことが分かると思います。
関連記事「鬱を治すには最低でも半年は”何もしない”ことが重要|働いてる場合じゃない!今すぐ辞めろ」
大抵の人は半年も休めないと思うので、どこかのタイミングで退職せざるをえないと思います。
そして、完治してから活動をしないと簡単に再発してしまうため、可能であれば1年ほどは休んでおきたいのです。
私の実例で半年だったので、半年あればある程度回復するはずですが、再発してしまっては元も子もありません。そう考えると、理想的な貯金額は半年分では少し足りないぐらいかもしれません。
理想としては2年間全く仕事をしなくても生活していけるぐらいの金額が貯金であることです。
大体400万円ぐらいあれば、2年ぐらいなら休職することもできるでしょう。
生活レベルが高くなればもう少し必要になると思いますが、節約して暮らせば400万もあれば大丈夫だと思います。
なにより休むのが目的ですから、レジャー費用などはかかりません。食費と家賃程度で十分です。
関連記事「ブラック企業を支えているのは利用者ではなく従業員である」
鬱になりやすい人に一定の傾向があるとはいえ、怪我や病気で一時働けなくなってしまう可能性は誰にでもあります。
ちょっとした貯金さえあれば、こういう時に思い切って休むこともできますが、それがなければ常にあくせく働いていなければいけません。
むしろこういう人の方が危険で、もし全く貯金が無く、常に働いていないと生活できないような場合、鬱の症状が出ていても無理をして働き続けてしまい、再起不能な状態にまで追いやられてしまう場合もあります。
健康は唯一無二の宝です。1ヶ月や2ヶ月程度の休暇なんて日本以外の国なら普通にありますし、1年2年程度働かない期間があるなんて普通のことです。
時には自分のことだけを考えて行動することも大事です。
関連記事「自分の幸せに妥協する者が成功することはない」
社会人になりたての方や現在貯金が全くない方は、とにかく100万円程度の貯金を目指しておくのがいいでしょう。
毎月3万円貯める場合でも、2年間続けて72万円です。
3年で100万を超えますが、ちょっとした貯金でも意外と時間がかかるものです。
すぐに利用する予定のない資産にはなりますから、セゾン・グローバルバンガードファンドなどを利用してインデックス投資をしておくのもいい方法かもしれません。
この方法なら年利3%程度の利息が期待できますし、銀行預金からの毎月の自動引き落としもあるので、銀行の定期積み金よりややお得な感じがします。
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私が会社員のメリットを十分に理解しながら、最終的には独立という選択肢を採ったのも、仕事と報酬について考えた結果、独立した方が得であると判断したからです。
昔は、仕事をするならある程度の規模の組織であることの方が有利でした。
なので、多少損であっても会社員として働いた方が結果として得でした。
ですが、今では組織の大小が必ずしも成果に直結しなくなってきています。
会社組織の運営や、そのあり方について、もう一度よく考えなければいけない時代になっているのかもしれません。
一生同じ会社で働くつもりの人も、将来独立しようと考えている人も、転職や起業という選択肢を全く無視することはできない時代です。
もしかしたら会社が倒産してしまうかもしれませんし、ある日突然リストラされることになるかもしれません。
どんなにその会社が好きであっても、転職や独立の可能性を視野に入れながら行動するクレバーさが求められています。
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この記事をご覧の方には「接客業に未来はない!!今すぐ転職先を探すべき6つの理由」も参考になります。
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