以前の記事「【ピアノ基礎練習】まずはハノンの1~5、できれば11まで弾けるようになろう」で紹介したピアノの基礎練習に最適なハノンの練習曲1番~11番までができるようになったら、徐々に12番~20番までの練習も進めていくようにしましょう。
ハノンの練習曲第1部は、12番の練習曲は難易度が段違いです。
特に右利きの方ほど苦労することになるでしょう。というのも、ハノンの12番練習曲は、最初の1音以外全て3(中指)4(薬指)5(小指)で弾かなければいけないからです。
私は練習中に左手首が痛くなりました。
ただ、これは左手の練習がメインの上りだけで、下りになると途端に楽になったのを覚えています。
1ヵ月半ほど基礎練習を続けた結果、何とか録音することはできました。
ミスタッチを1度もせずに4回連続で弾けるようになるのが目標ですが、序盤の練習曲でもかなり苦戦しているところです。
ハノンの練習を1ヶ月半ほど続けることができました。
ここまで練習してきて感じることは、「まだまだ基礎練習が足りないな」ということです。
1番と2番の練習なら、今では4回続けて弾いてもミスタッチが一切ないこともありますが、他の組み合わせではまだまだ難しく、基礎練習の終わりがまだ見えないことに驚いています。
当初は3ヶ月程度の期間で考えていましたが、下手したら半年~1年程度続けないと、満足のいくレベルには達しないかもしれません。
技術的な点からはそれでもいいのですが、ピアノの練習をしているのはあくまでも管理人の私ですし、好きな曲や弾きたい曲が弾けないのはストレスにもなってしまいかねないので、時々「【ピアノソロ】ルパン三世’78のテーマ【アニメ曲】」などを弾いて息抜きもしたいと思います。
ハノンの基礎練習はYouTubeでも公開しているので、私の下手な演奏でよければ参考にしてください。
ハノンでピアノの基礎練習をする場合、できるだけ録音できる環境を整えておいた方がいいと思います。
ほとんどの方は曲を弾きながらそれが上手く引けているかどうかを判断できないので、ピアノを練習している姿をスマホで撮影したり、音だけでもPCを利用して録音したり、自分が練習で弾いた曲を簡単に聴ける環境を用意しておいた方がいいでしょう。
弾いている最中はある種のトランス状態になっているので、リズムがずれていたりしてもよほどおかしくなければ気づけなかったりします。
ですが、録音をして聴き直せば、自分の演奏を客観的に振り返ることができるようになります。
ハノン12・13・14を続けて2回弾いています。
ハノンの練習曲で最も難しいものの1つが、ここで練習している12番の曲です。
最初の1音以外、7/8を中指、薬指、小指で弾かなくてはなりません。
特に、右利きの方は左手の動きが苦痛でしかたないと思います。手首が痛くなるようでは練習不足です。
私は、今でも左手の手首の付け根が痛くなるので、まだまだこの動きに対しての耐性ができていません。
また、12番は他の練習曲と比べてリズムキープもかなり微妙なところです。
基本的に辛いのは上りの部分(左手の練習)のみで、下り(右手の練習メイン)となった途端に楽になります。
ハノン15・16・17を続けて2回弾いています。
練習を始めた頃はほとんど気にならなかったのですが、15番が意外と難しいことに気付きました。
特に1回目では左右のリズムすら微妙にずれているような状態ですし、2回目は特にミスタッチも目立ちます。
楽譜を見ると、特に難しい動きをしているわけでもないので、大変不思議に思っていました。
恐らく、この動きに指が全く慣れていないのでしょう。個人的に苦手な動きなのかもしれません。
16番と17番は12番の親戚のような練習方法で、3(中指)4(薬指)5(小指)をメインで動かすものです。ただ、12番と比べると比較的簡単な動きだと思います。
16番の動きに慣れるまでは、17番を難しく感じるかもしれません。
ハノン18・19・20を続けて2回弾いています。
18番はなぜか私が得意としている指の動きのようです。練習を始めた初期の頃から、この曲だけはミスタッチがほとんどありませんでした。
この組み合せで続けて練習する場合、19と20のつなぎ目と、20から18に戻る時にかなり苦労をすると思います。
正直なところ19から20のつなぎを意識し過ぎたためのミスタッチです。
19番の練習は特に意識を張らなくても弾けるようになれば合格です。
この動きは指を自在に動かせなければできません。
そして、20番の動きをしていると、12番と同様に左手が痛くなると思います。
20番はオクターブの動きの練習でもありますが、2(人差し指)3(中指)4(薬指)の練習でもあります。
ここまでで第一部は終わりです。苦手な練習曲、ミスタッチが多くなってしまう練習曲があなたの弱点です。目安として3ヶ月間は欠かさず練習しましょう。
この記事をご覧の方には「【基礎練習】ピアノの基礎練習や上達方法について分かりやすく解説」も参考になります。
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