【ピアノ基礎練習】ハノン練習曲(12~20番)では12番の難易度が段違い

ピアノで弾きたい曲があるから挑戦してみたい。でも、ピアノってブルジョワなイメージがあるし、楽器も高いんじゃないかな。なんて考えてしまい、ピアノを始めることに二の足を踏んでしまう方がいるかもしれません。

管理人の小さい頃はそんな傾向もありましたが、今ではピアノもかなり安くかんたんに購入できるようになっています。

生のピアノは今でもそこそこの値段(50万円ぐらいかな…)しますが、生のピアノと同じように弾くことができるキーボードなら数万円で購入することができるようになっています。

私が幼少期からピアノをやっていたにも関わらず、社会人になってから自然と遠ざかってしまっていたピアノをまた始めようと思ったのも、昔なら考えられないくらい高性能な電子ピアノが安価で買えるようになったからです。

以前の記事「【ピアノ基礎練習】まずはハノンの1~5、できれば11まで弾けるようになろう」で紹介したピアノの基礎練習に最適なハノンの練習曲1番~11番までができるようになったら、徐々に12番~20番までの練習も進めていくようにしましょう。

【ピアノ基礎練習】まずはハノンの1~5、できれば11まで弾けるようになろう
基本的にピアノ曲は徹底的に基礎練習をすれば、大抵の曲は弾けるようになるものです。RPGで例えるならレベルを上げて物理で殴れば大抵の敵は倒せるといったところでしょうか。 ハノンはスライムのようなものですが、気長にレベルを上げていくのがいいと自分でも思っています。

ハノンの練習曲第1部は、12番の練習曲は難易度が段違いです。

特に右利きの方ほど苦労することになるでしょう。というのも、ハノンの12番練習曲は、最初の1音以外全て3(中指)4(薬指)5(小指)で弾かなければいけないからです。

私は練習中に左手首が痛くなりました。

ただ、これは左手の練習がメインの上りだけで、下りになると途端に楽になったのを覚えています。

1ヵ月半ほど基礎練習を続けた結果、何とか録音することはできました。

ミスタッチを1度もせずに4回連続で弾けるようになるのが目標ですが、序盤の練習曲でもかなり苦戦しているところです。

スポンサーリンク

ハノンを1ヶ月半ほど練習して感じること

ハノンの練習を1ヶ月半ほど続けることができました。

ここまで練習してきて感じることは、「まだまだ基礎練習が足りないな」ということです。

1番と2番の練習なら、今では4回続けて弾いてもミスタッチが一切ないこともありますが、他の組み合わせではまだまだ難しく、基礎練習の終わりがまだ見えないことに驚いています。

当初は3ヶ月程度の期間で考えていましたが、下手したら半年~1年程度続けないと、満足のいくレベルには達しないかもしれません。

技術的な点からはそれでもいいのですが、ピアノの練習をしているのはあくまでも管理人の私ですし、好きな曲や弾きたい曲が弾けないのはストレスにもなってしまいかねないので、時々「【ピアノソロ】ルパン三世’78のテーマ【アニメ曲】」などを弾いて息抜きもしたいと思います。

【ピアノソロ】ルパン三世'78のテーマ【アニメ曲】
ざっと聞いた感じでは難易度が高めの曲ですが、楽譜にある音符を若干省略したり、弾きやすい和音に差し替えたりすれば、かなり難易度を抑えることができるようになります。今回利用した楽譜はルパン三世/ベスト・コレクション (ピアノ・ソロ)です。

ハノンの基礎練習はYouTubeでも公開しているので、私の下手な演奏でよければ参考にしてください。

ハノンの基礎練習で注意しておきたいところ

ハノンでピアノの基礎練習をする場合、できるだけ録音できる環境を整えておいた方がいいと思います。

ほとんどの方は曲を弾きながらそれが上手く引けているかどうかを判断できないので、ピアノを練習している姿をスマホで撮影したり、音だけでもPCを利用して録音したり、自分が練習で弾いた曲を簡単に聴ける環境を用意しておいた方がいいでしょう。

弾いている最中はある種のトランス状態になっているので、リズムがずれていたりしてもよほどおかしくなければ気づけなかったりします。

ですが、録音をして聴き直せば、自分の演奏を客観的に振り返ることができるようになります。

ハノン練習曲12・13・14について

ハノン12・13・14を続けて2回弾いています。

ハノンの練習曲で最も難しいものの1つが、ここで練習している12番の曲です。

最初の1音以外、7/8を中指、薬指、小指で弾かなくてはなりません。

特に、右利きの方は左手の動きが苦痛でしかたないと思います。手首が痛くなるようでは練習不足です。

私は、今でも左手の手首の付け根が痛くなるので、まだまだこの動きに対しての耐性ができていません。

また、12番は他の練習曲と比べてリズムキープもかなり微妙なところです。

基本的に辛いのは上りの部分(左手の練習)のみで、下り(右手の練習メイン)となった途端に楽になります。

ハノン練習曲15・16・17について

ハノン15・16・17を続けて2回弾いています。

練習を始めた頃はほとんど気にならなかったのですが、15番が意外と難しいことに気付きました。

特に1回目では左右のリズムすら微妙にずれているような状態ですし、2回目は特にミスタッチも目立ちます。

楽譜を見ると、特に難しい動きをしているわけでもないので、大変不思議に思っていました。

恐らく、この動きに指が全く慣れていないのでしょう。個人的に苦手な動きなのかもしれません。

16番と17番は12番の親戚のような練習方法で、3(中指)4(薬指)5(小指)をメインで動かすものです。ただ、12番と比べると比較的簡単な動きだと思います。

16番の動きに慣れるまでは、17番を難しく感じるかもしれません。

ハノン練習曲18・19・20について

ハノン18・19・20を続けて2回弾いています。

18番はなぜか私が得意としている指の動きのようです。練習を始めた初期の頃から、この曲だけはミスタッチがほとんどありませんでした。

この組み合せで続けて練習する場合、19と20のつなぎ目と、20から18に戻る時にかなり苦労をすると思います。

正直なところ19から20のつなぎを意識し過ぎたためのミスタッチです。

19番の練習は特に意識を張らなくても弾けるようになれば合格です。

この動きは指を自在に動かせなければできません。

そして、20番の動きをしていると、12番と同様に左手が痛くなると思います。

20番はオクターブの動きの練習でもありますが、2(人差し指)3(中指)4(薬指)の練習でもあります。

ここまでで第一部は終わりです。苦手な練習曲、ミスタッチが多くなってしまう練習曲があなたの弱点です。目安として3ヶ月間は欠かさず練習しましょう。

この記事をご覧の方には「【基礎練習】ピアノの基礎練習や上達方法について分かりやすく解説」も参考になります。

【基礎練習】ピアノの基礎練習や上達方法について分かりやすく解説
ピアノを弾けるようになるために必要な基礎練習について解説します。 私は幼少期にクラシックピアノを習っていたので、その時に先生に言われていたことや、上達するために自分で工夫をした効果的な練習方法などを紹介します。

練習に利用しているピアノの紹介

私が練習に利用しているピアノは、数万円で購入できる電子ピアノです。一式揃えても5万~6万円あればお釣りが出るぐらいのものです。Amazonで購入すれば配達までやってもらえるので、お店で分からない楽器の情報を見比べるより時短になると思います。
とにかく練習しないと上手くなれませんから、気に入ったピアノをすぐに購入してしまうことをおすすめします。

KORG 電子ピアノ LP-180-BK 88鍵

電子ピアノの中でも4万円~5万円ほどで購入できるおすすめのピアノです。当サイトで紹介している曲は全てこのピアノで演奏しています。

KORG ピアノ椅子 JS-SB100BK

KORGのピアノ椅子」より値段が張りますが、スタンダードなピアノ練習用の椅子ならこれでしょう。KORGのピアノ椅子は部品がすぐ取れたりして若干ストレスもありましたが、この椅子ならそんなことはありません。私も利用しています。

M-Audio USB MIDIキーボード 88鍵

KORG 電子ピアノ LP-180-BK 88鍵 ブラック」より安価なピアノで88鍵のものはこちらになります。MIDIキーボードなので、作曲などを行う方向けになりますが、練習用のピアノとしても利用できます。

KORG IN-EARMETRONOME イン・イヤー・メトロノーム

最近ではイヤフォンのように耳に直接つけるメトロノームが売られています。KORGのイン・イヤーメトロノームは安価で多機能な商品なのでおすすめです。
ひろきち

YouTubeのゲーム実況が好きです。 牛沢さんの動画をよく視聴しています。

Share
Published by
ひろきち

This website uses cookies.