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さて、少し前のニュースになりますが、電通の社員が過労から自殺してしまったことが話題になりました。
件の女性は、「東大卒」という優秀な頭脳、「容姿端麗」であり「若い女性」であることから、メディアでも大きく取り上げられることになりました。
ですが、正直なところ電通のような労働問題が起きるような会社では「よくあること」程度の認識でしかないのも事実です。
16年12月、電通入社3年目のある女性社員は、こう言い放った。
「できない女(高橋まつりさんのこと)が自殺したので、とても迷惑している。辞めるなどと言い出す社長など上層部の弱腰ぶりには本当にあきれた。クライアントに対して強く出られなくなったため、仕事がやりづらくて仕方がない」
上記のような情報が出てくることからも、電通の企業体質がオラオラ営業系であることは一目瞭然です。
例えるなら、毎年全国大会に出場しているが、練習がキツく新入生の半分以上が辞めてしまう運動部を想像してもらうと分かりやすいと思います。
過去記事で大企業にも特徴があることを紹介したように、電通の社風や労働観は労働集約型企業のそれと同じであることがよく分かります。
電通も様々な対応をしているようですが、本質的に働き方を変えるつもりはないでしょう。
残酷ですが組織とはそういうものです。簡単に変わることはありません。
さて、件の電通元新入社員の高橋まつりさんは、自殺する前に鬱病を発症していたとみられています。
電通に入社できるほど優秀な方が鬱になってしまったり自殺してしまったりするのは、にわかに信じがたい話でもありますが、社会人になってから鬱になってしまうのは誰にでも可能性のあることです。
今回は、実際に鬱病になり療養した経験のある私が、鬱病が治るまでにどの程度の時間がかかるのか、心身の健康を保つために普段から気を付けておくべきことなどについてお伝えします。
この記事をご覧の方には「仕事なんて所詮は金もうけの手段にすぎないということを忘れてはいけない」も参考になります。
実際に鬱になって精神科を受診した私のケースを紹介します。
私が鬱病になったのは中学二年生の、確か冬ごろだったと思います。
風邪ではないにもかかわらず、とにかく体がだるく、心配した親が私をかかりつけの病院に連れて行きました。
病院で診てもらっても体には異常がないという診断で不思議に思っていたのですが、その時かかりつけのお医者さんに、「もしかしたら鬱病かもしれないからここのお医者さん紹介するよ。」と言われ、近くの精神科を受診することになりました。
精神科の先生を紹介されてからすぐに来院の予約をして、後日診察をしてもらったのですが、問診の段階で明らかに鬱の症状が出ていたらしく、鬱病という診断になりました。
私は公立の中学校に通っていたので、中学二年生の冬は来年受験も控えた大事な年でもありました。
ですが、精神科の先生からは強めに「何もしないこと」を強調されたので、出席日数が足りなくなってしまわないよう、とにかく学校には通うことにし、部活を辞め、宿題もせず、テスト勉強もしないという対策を採ることにしました。
鬱病の時に最もやっかいなのは躁鬱といって、簡単に言うと気分の上がり下がりが激しくは傍目には情緒不安定に見える症状です。
躁状態の時はとにかく気分がよくハイテンションになって、自分が何でもできるような万能感を覚えることもあります。
ですが、ひとたび鬱状態に戻ってしまうと何もやる気がなくなってしまい、躁状態の時に約束したことが守れなくなるなど、どちらかと言えば鬱の症状より躁の症状の時の方が人間関係でトラブルが起きやすくなります。
この状態を放置してしまうと、次第に周りの人から「オオカミ少年」扱いされることになり、かえって鬱病からの回復に時間がかかってしまう結果にもなりかねません。
なので、鬱になった場合の治し方はたった一つ、お医者さんから処方された薬を決められた通りに摂取し、基本的には何もしないことだけです。
私は気分が乗った時だけ何かをしてもいいことにしていましたが、基本的に読書など一人でできることだけに留め、誰かと遊んだりすることは絶対に避けるようにしました。
今はどうなっているか知りませんが、当時の高校受験では内申書の内容が受験の結果の60%ほどを占めていたので、将来の可能性を狭めてしまう「学校を休む」という選択ができませんでしたが、可能な限り学校も休んでしまった方がいいです。
ただ、生活のリズムを保つという意味で学校に通うのはそれなりに効果があります。
鬱になると不眠症も併発するので、好きなように生活していると、生活のリズムがガタガタに崩れてしまうことにもなりかねません。
もちろん、眠くなったら寝ればいいですし、夜に眠れなければ、とりあえず横になって目を閉じているだけでも、体の疲労は取れます。
それでも、鬱が治ってからの生活のために、できるだけ健康な時と同じような生活リズムは保っておいた方がいいでしょう。
当然ですが、鬱病になってしまった場合は専門家(精神科の先生)に診てもらうことが重要です。
私のケースでは、最初の3ヶ月は本当に全く何もしない生活をしていました。
学校にだけは機械的に通い、授業も聞いているふりをする程度で勉強は全くせず、授業が全て終わったら真っ直ぐ家に帰るという生活をしていました。
家に帰ってきてからも何をするでもなくぼーっとしていることが多かったです。
昼寝をすることもありました。
鬱の時は何をしてもすぐに疲れてしまうので、学校に行って帰ってくるだけでかなり気力を消耗してしまいます。
3ヶ月ぐらい経つと、自然と何かしようという気持ちが出てきたので、基本的には3つの行動だけしていたと思います。
療養から半年ぐらいまでは、好きだった楽器は弾く気にもならなかったですし、受験の勉強をするのもやめておきました。
半年ぐらい経つと、自然と楽器を弾く気になってきたので、少しずつ受験の勉強もすることにしました。それでも、最初は15分とか30分とかのリハビリから始めています。
大体夏休みの頃だったと思います。夏休みになると学校にも行かなくていいので、普段学校に通っている時より休養が目一杯取れました。そういった事情もあって回復が早まったのかもしれません。
ちなみに、鬱病は再発しやすいのも特徴なので、少し良くなったからといっていきなり元の生活に戻したりしないように注意した方がいいと思います。
社会人になって鬱を患った人は、ほとんどがこのパターンで再発して失敗していると思います。
最低でも1年、完治するまでに3年~5年ほどかかると思っておくのをおすすめします。
私で完治までに大体3年ほどかかっています。
もし社会人の方が鬱病にかかってしまった場合は、とにかく会社を辞めるしかありません。
ここで間違っても世の中の役に立とうとか思ってはいけません。最悪死んでしまいます。
まずは生き残るために自分のことだけ考えなければならないことを肝に銘じておいてください。
鬱病になってしまったら、すぐに休養を取るのが重要です。
ですが、半年ほど休養を取ったら、そもそもなぜ自分が鬱病になってしまったのかについて考える時間を取ることも重要です。
鬱病の原因には色々あると思いますが、十中八九人間関係が原因になっています。
なので、会社もそうですが、学校や部活・サークルといった不特定多数の人と関わらざるを得ない環境そのものが原因となっているケースがほとんどです。
私は学校の人間関係でメンタルをやられてしまいました。参考になるかは分かりませんが、私のケースをもう少し紹介しておきます。
今では比較的大人しくしていますが、中学生の時はかなり積極的で友人も多いタイプの人間でした。
そして、自分で言うのもなんですが、勉強は学校でも一番できるぐらいでしたし、運動も得意で楽器もできるという、小中学生の時ならば強くてニューゲームをしているような状態でした。
そして、今でも本質はそうですが、気に入らないことは気に入らないとはっきり言うタイプでしたし、あまり他人に寛容なタイプではなかったように思います。
よく漫画に出てくるような委員長タイプの女の子の男バージョンだと思ってもらえればいいと思います。まあ、他人から好かれるわけがありません。
ですが、私自身にあまり隙がなかったため、他人もあまり私に攻撃的な態度を見せることがなかったのでしょう。
ネットで炎上するような人もそうですが、普段は他人に厳しいことを言っていたり、言葉遣いがあまりよろしくなかったり、嫌われがちな人が多いですよね。
そういった方が隙を見せると一気に叩かれるというのが炎上の基本ではないかと考えています。
5,000万円の不正献金で辞任にまで追い込まれた元東京都知事の猪瀬直樹さんは、舌鋒鋭く他人を批判する方だったとよく聞きます。
VALUというサービスを通じて現在進行形で炎上しているYouTuber「ヒカル」さんも、熱狂的なファンがいる一方でアンチもかなり多くいる方です。
全員に好かれるような八方美人になる必要はありませんが、普段他人にしている態度は自分が窮地に陥った時に他人からされる対応の鏡にもなるので注意が必要です。
話を私の過去に戻すと、友人が多くいるとは言え、隙のない私に対して全員がいい印象をもっていたわけでは当然ありませんでした。
単純に私に隙がないから攻撃してこないだけで、いけ好かない奴だと思っていた方の方がむしろ多かったのでしょう。
ある日、私は学校中の全員が認識できる形で失態を演じてしまいました。
このことがきっかけになり、その日から私に対してのクラスメートの対応が一変することになります。
この時までは人間関係で病んでしまうなんて、よっぽど心の弱い人間だと考えていました。
ですが、自分の周りに味方が一人もいないという状況はかなり辛いものです。
それに、うまくいかない時期というのは何をやってもうまくいかないので、最初は環境のせいもあるにせよ、次第に自身も失っていき、最終的には自分以外に原因がないのに失敗してしまうという状況にもなってしまいます。
社会的に成功している人もそうでない人も、自分の環境から多大な影響を受けていることはあまり知られていません。
実は世の中の大半は努力ではなく運であるという研究もあります。
自分の環境を好ましいものにメンテナンスすることは、心身の健康を保つ上で最重要課題です。
特に、学校、部活、会社などの閉鎖的な空間では人間関係を清算することが難しいこともあり、鬱病になったら抜け出せない環境であることがほとんどです。
よく言われることですが、学校や部活、会社以外にも自分の居場所を作っておくことも非常に大切なことなのです。
ちなみに、療養開始から半年ほど経って、私も今後の人生をどのように生きるか考えておかなければ、いずれ鬱が再発することになるだろうと感じました。
当時の私は中学三年生だったので、大したことはできませんでしたが、この時考えた人生の方針を社会人になって数年間守り続けたぐらい、自分の人生にとって何が大切であるかを真剣に考えることになりました。
この時参考にしたのはマーフィーの引き寄せの法則でした。
マーフィーの法則は一言でいえば、「思考は現実化する」ということで、自分の考え方や方針を明確にしておくことで理想の状態に容易に近づくことができるというものです。
この時やったことは就職活動前にやる自己分析とほぼ同様のことでした。
自分は何を大切にしているのかを確認することと、それらを達成・実現するために何をするか(あるいは何をしないか)を徹底的に考えるという作業でした。
幸い鬱病の療養中だったのと、夏休みで時間もたくさんあったので、好きなだけ考えることができました。
最近読んだ書籍でエッセンシャル思考
さて、ここで考えた人生の目的はマーフィーの法則に従い5つの柱としています。
エッセンシャル思考と同様に、この5つこそが重要で他は重要じゃないという考え方をしていました。基本的にルールはシンプルで覚えられるものでなくてはなりません。
絶対に譲れないことは何かを明確にしておくだけで、家族や友人との関わり方や他人とどう接するかについていちいち迷う必要がなくなります。
数年ごとの見直しは必要ですが、これだけ明確にしておけば人生で決断が必要な大抵の場面で適用できると思います。
個人的に真剣に取り組めば効果があると感じたので、ぜひ読破していただきたいと思います。
ここまでで、鬱になったらすぐに休養する必要があることや、誰もが鬱になってしまう可能性があること、鬱になってしまった原因を取り除くのが最も重要なことについて紹介しました。
ここで気になるのが、鬱になる前兆や予兆と判断できる症状にどのようなものがあるかです。
私は医師ではないので、経験から紹介するだけになりますが、鬱になる予兆や前兆として、2つの症状がありました。
まず、頻繁に夜眠れなくなったら要注意ということ、加えて好きなことすらやる気がなくなってしまったらほぼ確実に鬱になっていると考えた方がいいでしょう。
鬱と併発する症状として不眠がよく挙げられます。
私も鬱病の診断がされる少し前と、鬱病のため休養している時は、不眠の症状がありました。鬱病の薬としても睡眠薬が処方されていました。
眠れなくなってしまう理由は単純に「不安を感じてしまうから」です。
もう眠らなければいけない時間であることや、疲れていて眠たいことは自覚しているのに、何か不安で眠れなくなってしまうのです。
当然昼間学校に通っている時には眠くなってしまい、授業の内容を覚えていることができません。
睡眠不足になると、いつもなら何でもないようなことでもミスをしたり、注意力が散漫になってしまいます。
それがまた夜になると不安として襲ってきて、悪循環が続いてしまいます。仕事のことが不安で眠れなくなってしまうのも鬱の症状です。
一度や二度程度ならたまにあることですが、頻繁にある場合は鬱病になっている可能性が高いです。最寄りの精神科を受診しておいた方がいいでしょう。
不眠だけで鬱の症状を判断することは難しいのですが、不眠に加えて趣味をやる気にならなかったり、趣味が楽しくないと感じた場合はすぐに精神科を受診した方がいいです。
私は幼少のころからずっと楽器を習っていました。
毎日練習をしていたので、好きとか嫌いとか以前に、既に生活の一部となっていたので、練習をしないと調子が悪くなるぐらいでした。
にもかかわらず、鬱の診断をされる直前には楽器の練習をする気にもならないのです。
何かおかしいなとは思っていたのですが、次第に好きな読書すらつまらなく感じてしまうようになってきます。
私は小説だけでなくマンガも好きなのですが、好きなマンガすら読む気にならないのです。
さらに、ゲームですら楽しめなくなってしまった段階で、親が明らかにおかしいと感じたようです。
私自身は鬱になっていて判断力がかなり低下していたようで、自分で鬱と判断することができなくなっていました。
ですが、親がこういった私の異変に気付いたようで、それをきっかけに病院の診察につながります。
このように自分が鬱かもしれないと思えるうちはまだ大丈夫です。
本当に鬱になると自分が鬱であることすら認識できなくなってしまいます。一人暮らしの方ほどよく注意しておかないと、気付いた時には取り返しがつかなくなってしまっていることもあります。
対策は人に会うことぐらいです。親しい友人や家族とは年に一度ぐらいは直接会って数時間一緒に過ごすぐらいしておいた方がいいでしょう。
鬱になっても3ヶ月ぐらい休養すれば何かやろうと思うようになる程度までは回復します。
ですが、ここで焦って通常の生活に戻してしまうと、あっという間に再発するので注意が必要です。
私を担当した精神科の先生も言っていましたが、ちょっと調子がよくなったらすぐに来院しなくなってしまう人が多く、そういう方ほど鬱病を再発しやすいから注意してほしいと何度も言われました。
事実、私は中学二年生での発症時から高校を卒業するまでの間は、最初は週一回程度、高校卒業間近でも月一回程度の来院は欠かさず行っていました。
高校時代は月一回程度の通院を、友人に彼女の家に遊びにいっていると勘違いされてしまい、言い訳に苦労したのを覚えています。(結局彼女がいることになってしまっていたようです)
大学生になってからは忙しくて通院できなくなってしまい、担当の先生から「もう来院しなくていい」とはっきり言われたわけではないのに行かなくなってしまいました。
幸いその後鬱病は再発しませんでしたが、個人的には鬱病が完治したわけではないと考えています。
恐らく、鬱病になったおかげで、自分が精神的に限界となる境界線が分かったのだと思います。
なので、その境界線を越えてしまわないように、鬱になってしまう前にその原因を自分から遠ざけるよう、動けるようになったと思います。
こういったことが得意な人はそもそも鬱になりません。
鬱になってしまう人の傾向として比較的「真面目」で「大人しく」、「いい子」でやや「不器用」な人が多いようです。精神科の先生から鬱病になる人にはそういった方が多いと聞きました。
また、精神科医でもあるゆうきゆう先生は鬱について下記のような見解を述べています。
最初に紹介した電通元新入社員の高橋まつりさんが、東大を卒業するほど優秀で、電通に入社できるほど能力が高いのに、なぜ鬱になって自殺してしまったのかと考えてしまう人も多いと思います。
ですが、実際は逆で、頭がよく現状認識能力に優れていて、真面目でひたむきな人の方が、そうでない方に比べて鬱になりやすいのです。
優秀な人の方が現実のどうしようもなさに絶望してしまいやすいのかもしれません。
恐らく、優秀な人はこれまで「逃げる」という選択をしてこなかったのだと思います。
なので、常人では耐えることのできないような辛く、苦しいことでも、自分の許容範囲以上に耐えてしまうのかもしれません。
その結果メンタルをやられ、気付いた時には立ち直れない状況になってしまったのでしょう。
この時に、いやこうなる前に「逃げる」という選択肢を思い付きさえすれば、自殺という結果にはならなかったのだと思います。
私が鬱になった時の経験は、今の私の人生における基礎を作ってもいるので、むしろ感謝しているぐらいなのですが、当時はなかなか辛いものがありました。
そして、幸いにも学生であったことから比較的簡単に「逃げる」ことができましたが、社会人になって鬱になってしまった人は、そう簡単に「逃げる」ことができない人もいるでしょう。
ですが、仕事なんて辞めてしまっても、収入なんかなくなってしまっても、生きてさえいれば何とかなります。
生活保護を受けたっていいでしょうし、実家を頼っても、友人を頼っても、彼氏彼女を頼ってもいいでしょう。
辛い時ほど助けてくれる人の少なさにがっかりしてしまうこともありますが、意外にも思っていたより多くの人が助けてくれることにも気付くこともできます。
鬱になった場合は少なくとも一年間の休養は必要です。職はなくなっても取り戻せますが、命をなくしてしまったら取り戻すことはできません。会社を辞めたってどうということはないのです。
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なので、多少損であっても会社員として働いた方が結果として得でした。
ですが、今では組織の大小が必ずしも成果に直結しなくなってきています。
会社組織の運営や、そのあり方について、もう一度よく考えなければいけない時代になっているのかもしれません。
一生同じ会社で働くつもりの人も、将来独立しようと考えている人も、転職や起業という選択肢を全く無視することはできない時代です。
もしかしたら会社が倒産してしまうかもしれませんし、ある日突然リストラされることになるかもしれません。
どんなにその会社が好きであっても、転職や独立の可能性を視野に入れながら行動するクレバーさが求められています。
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