私は3月に博多へ出張ついでに観光していますが、ニューカレドニアへの新婚旅行以来、半年ほど夫婦で旅行に行っていませんでした。
普段あまり外出したがらない妻から、珍しく「どこか旅行に行きたい」という申し出があったので、以前から行きたいと思っていた厳島神社と、広島市内の観光をしてきました。
夫婦とも、休みに融通が利くので、GW明けの閑散期を狙っています。
旅程の参考にSPOTの最終決定版!「広島観光で絶対に行くべきおすすめコース」を調べて実際に行ってきたを利用しています。
今回は下記の行程で旅行しました。
広島までの移動は新幹線で、切符はスマートEXを利用しました。非常に便利なサービスなので、東海道新幹線を利用する方は登録だけでもしておくといいでしょう。
詳しくは「【利用無料】スマートEXで新幹線の指定席をネット予約する方法」が参考になります。
それでは、私が観光した広島と厳島神社がある宮島の見どころを紹介します。
1日目は広島市内観光がメインです。せわしなく動くのが嫌いなので、旅行に行く時もゆったりしたスケジュールを心がけています。そのため、1日目の朝もゆっくりしています。
大抵の場合、旅行初日は目的地に着くことが目標になっています。
朝遅めに出発したので、広島駅に着いたのは14時頃です。
平和記念公園への通り道にホテルがあるので、路面電車を利用してホテル近くまで移動します。
駅前に路面電車の駅があります。地下鉄のように「M1」などの表示で駅番号を振っているようです。
左手に路面電車のりばがあります。駅前から徒歩3分ぐらいです。
出発間近の路面電車が停車していました。車体は古いものから新しいものまで様々です。
路面電車は一律180円とのこと、非常に安いです。
路線バスも走っていますが競合しないのでしょうか?
平和公園前は「U1本通駅」が近いです。ホテルの最寄り駅も本通駅なので、①の路面電車で移動します。
私たちが今回乗るのはこの路面電車です。車体もかなり新しいですね。
本通駅はこんな感じです。普段路面電車を利用することがないので、非常に新鮮です。
路面電車の駅は横断歩道に面しているんですね。右手に見える商店街を通ってホテルへ向かいます。
広島市内の観光をするにも、荷物が邪魔になってしまうので、先にホテルへ荷物を預けることにしました。
ここが今回の旅行でお世話になるホテル「パークサイドホテル広島 平和記念公園前」です。
住宅街の中にひっそりと佇んでいて、周りにも普通のマンションが立ち並んでいます。
そのため、若干迷ってしまいました…。ウェブサイトでは15時からのチェックインとなっていましたが、14:30頃に着いても普通にチェックインさせてもらえました。
料金は2名で2泊3日、料理無しで12,100円です。バイキング形式の朝食が650円/1人だったので、2日分注文しておきました。GW後の閑散期にあたるので、料金も安いみたいです。
ホテル利用後の詳しい感想は3日目をご覧ください。
ホテルに荷物を預けたら原爆ドームと平和記念公園・資料館へ向かいます。
ホテルから徒歩で5分ぐらいの場所に原爆ドーム、原爆ドームから平和記念公園・資料館までも徒歩5分ぐらいです。
修学旅行生や外国人観光客が多い中、原爆ドームを訪問しました。
この写真を見たことのある方は多いでしょうが、これは川沿いから徒歩で原爆ドームへ向かった場合に見える景色です。
本来ならもう少し下側も映るのですが、それだと通行人が確実にフレームインしてしまうので、やや上向きに写真を撮っています。
裏側へ周るとこのようになっています。
原爆ドームは爆心地にかなり近かったため、爆風で建物が倒壊せずに済んだようです。
帰りに爆心地も通りましたが、小さめの記念碑が病院前に建っているだけでした。
原爆ドームは見たら終わりなので、2~3分ほど滞在したら平和記念公園・資料館に向かいます。
修学旅行生もそうですが、外国人観光客が非常に多くて驚きました。
写真では分かりにくいのですが、池の真ん中に平和の灯があり、聖火のように火が灯っています。
また、全然関係ないのですが、写真真ん中の赤い服の集団は、広島で強化合宿をしているメキシコの体操選手団です。ちょうど集合写真を撮影している時に横を通りがかりました。
広島市のウェブサイトによると、ちょうど私たちの旅行初日に市内を観光していたみたいです。
さて、原爆ドームや平和記念公園・資料館を観覧した感想ですが、正直なところ「知ってた」という気持ちが強かったです。
海外から観光に来ている方は、そもそも日本に原爆が落とされたことすら知らないという人も多いでしょうが、日本人なら小学校や中学校でさんざん原爆について学習しますし、「はだしのゲン」や「火垂るの墓」など戦争の悲惨さを訴える著作物も多いです。
が、個人的な感想として、戦争の悲惨さを知るのも大切ですが、戦争に至らない具体的な行動(外交とか)をどうするかを考えた方がよっぽど現実的で効果もあると思います。
資料館にはショッキングな写真もあり、修学旅行生が泣いたりしていましたが、そんな悲惨な状況にならないような具体的な行動が大切だと思います。
ぶっちゃけてしまうと「あまり見てもしょうがないかな」というものです。
ただ、一度は見ておいた方がいいとも思います。
平和記念公園・資料館を見たら、折り鶴タワーへ行きます。
折り鶴タワーではスパイラルスロープ”散歩坂”にて漫画家・佐藤秀峰氏によるオリジナル企画も展開しています。
非常にセンスのいい建物でした。お土産も購入できるので観光の際は行っておくといいでしょう。
折り鶴タワーを紹介する前に、平和記念公園の川沿いにあるカフェポンテでやたら美味しいオレンジジュースを売っていました。
左側が私の頼んだレギュラーサイズ(650円)、右側が妻が頼んだスモールサイズ(550円)です。
100%の濃いジュースなので、平和公園を訪れる際には是非味わってください。
カフェポンテの詳しい情報は3日目をご覧ください。
写真では分かりづらいのですが、折り鶴タワーの展望台はガラス窓を使っていない開放感のあるフロアです。ただ、若干風が強いので、冬場は寒いかもしれません。
展望台の入場料が大人1,700円は正直なところ若干高いと思います。ただ、開放感がすごいので一度は行っておくことをおすすめします。
また、+500円で展望台下12Fのおりづる広場で、折り鶴投入ができるようになります。
鶴の折り方なんて忘れてしまっていましたが、折り方は折り紙と一緒に手順書が入っているので、なんとか作成までこぎつけました。
折り紙は5枚入っています。私が2つ作る時間で、妻は3つ作っていました…。
妻作の折り鶴です。なんか俺のより綺麗じゃない?
折り鶴ができたら所定の場所から折り鶴タワーの外壁部分に投入できます。私たちが訪問した時点で大体1/4~1/3ぐらいだったので、まだまだ折り鶴を投入していく必要がありそうです。
写真が上手く撮れていなかったので載せていませんが、足場がガラス張りで結構怖いです。
高所恐怖症の方はご注意ください。
展望台へは行きはエレベーター、帰りはスパイラルスロープ”散歩坂”を利用しました。
これまた写真では分かりづらいのですが、壁の一部が開放されているので、風が通って気持ちいいです。また、漫画家・佐藤秀峰氏によるオリジナル企画も展開されています。
掲載されている絵は見てのお楽しみということにしておきましょう。
ちなみに、それなりに長い滑り台もあったので、小さなお子さんがいる場合でも楽しめるのではないかと思います。下りで利用するといいでしょう。
折り鶴タワーの観覧が終了した時点で17時ぐらいでした。観光はこれぐらいにして夕食にします。
広島と言えば広島風お好み焼きです。たくさんのお店があってどこにしようか迷ったのですが、お好み村3Fにある「てっ平」というお店にしました。
お好み村とは、高層ビルの中にお好み焼き屋だけが入居している商業ビルです。
2018年5月現在で24店舗あり、どこのお店も非常に賑わっています。
どちらかというと、外国人観光客向けのお店のようで、日本人より外国人のお客さんの方が多かったように思います。
また、店舗はカウンターのみなので、団体で入れるお店を探すのは大変かもしれません。
事前に店舗の情報を調べた結果、3Fの「てっ平」、3Fの「将ちゃん」、2Fの「八昌」、4Fの「あとむ」が私たちに合いそうだなと思いました。
今回は3Fの「てっ平」でいただきます。
私が注文したのは「広島産カキ入り(広島産カキ、そば、豚肉、玉子) 1,436円」です。
ソースで味付けもされていますが、全体的に薄味になっています。お好みでソースをつけて食べるといいでしょう。
私は辛いソースの味が気に入ったので、ちょくちょくつけて食べていました。
妻は「全部入り(エビ、イカ、ねぎ、そば、豚肉、玉子)」を注文しました。
途中で食べきれなくなっていたので、私が1/3ぐらい食べたと思います。
デートで利用する場合などは、ちょっと注意した方がいいかもしれません。
接客もフレンドリーで好ましいものでした。お腹がいっぱいになったらホテルに戻ってのんびり休むことにします。これで1日目は終了です。
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