以前の記事「学習の質を簡単に上げることができる4つの方法」で、学習内容を15分程度の作業にすることをポイントとして紹介しましたが、この内容は単元別に解説しておいた方がいいと思いました。
なので、今日は学習する内容を明確な作業にする事例集(国語編)とします。これは、私が学生の頃実際に行っていた勉強方法なので、かなりの効果が見込めると考えています。
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目ごとにテストで結果を出すための勉強方法をまとめた記事も参考になります。
漢字は書き取りしないと絶対に覚えられません。必ず書き取りをするようにしましょう。例によって、書き取りをしながら、音読み・訓読みも読み上げるようにしておくと、読み方も覚えられるので効率が上がります。
また、漢字は送り仮名もつけて書き取りしておく方がいいです。
基本問題に送り仮名の問題が出てくることがあります。これは知っていれば解ける問題ですから、ここで点を取れないのは非常にもったいないです。
漢字の書き取りをする時には、必ず送り仮名も書き取りするようにしましょう。
また、英単語の時もそうでしたが、単純に言葉1つを覚えるなら、書き取りの回数5回に設定しておくのが一番いいです。
15分なら、範囲内の新しい漢字を全て学習することもできると思います。
暗記は継続が第一なので、最低でも2日に1回はスケジュールに組み込むようにした方がいいです。国語が苦手な人でも、漢字の書き取りなら単なる作業ですから、1日か2日に1回で15分程度であれば、得に問題なくこなせるはずです。
私のテスト前の国語学習は基本的にこの漢字の書き取りだけでした。
文章問題のテスト対策ですが、私の知る限りはありません。とりあえず漢字の勉強をしておくことと、授業をしっかり聞いておくことが一番のテスト対策だと考えています。
学校の定期テストでなければ使えない方法ですが、教科書の文章を音読するのは、効果の高い学習方法です。テストで出てくる教科書の文章は、どこか1部分の抜き出しになっています。なので、文章の内容が頭に入っていないと、前後であった出来事が分からず混乱してしまうこともあります。
ただ、テストの問題は抜き出されている文章のみ読めば解けます。
なので、必ずしも教科書の内容を頭に入れておく必要はありません。ただ、前後関係の分からない文章を読むのは単純に苦痛だと思います。なので、教科書の音読をしておき、文章の内容をある程度覚えておくのは有効なテスト対策になります。
以前に勉強の基本は「読み書きそろばん」という記事を書きましたが、小学校低学年の子に非常に有効な学習方法は、教科書の音読と漢字の書き取りだったりします。
私も2年生ぐらいまで、毎日10分程度この学習をやらされていましたが、そのせいか、学校の勉強でつまづくといったことはありませんでした。
というより、私が子供ながらに不思議に感じていたことは、
音読がまともにできない人は結構多いということです。
「ただ書いてあるものを読むだけなのに、なんでつっかえるんだろうな」なんて子供の時の私は思っていました。私の記憶では、このぐらいの時点で勉強が出来るようになるかならないかが分かれているように思います。
小学校低学年で音読などでつっかえていた人たちは、もれなく勉強が苦手になっていました。意外と簡単なところで結果が変わることがありますから、小学校低学年のうちにある程度対策をしておくのも重要かもしれません。
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目ごとにテストで結果を出すための勉強方法をまとめた記事も参考になります。
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