以前の記事「学習の質を簡単に上げることができる4つの方法」で、学習内容を15分程度の作業にすることをポイントとして紹介しましたが、この内容は単元別に解説しておいた方がいいと思いました。
なので、今日は学習する内容を明確な作業にする事例集(英語編)とします。これは、私が学生の頃実際に行っていた勉強方法なので、かなりの効果が見込めると考えています。
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目ごとにテストで結果を出すための勉強方法をまとめた記事も参考になります。
大分前の記事に「英語が苦手な人におすすめの勉強法|とにかく単語を覚えまくれ!」というのがありましたが、私の基本的な考え方として、英語は単語さえ分かっていればある程度読めてしまうものだというのがあります。
中学レベルの英語なら、過去形や疑問形、未来形などの超基本的といえる文法さえ押さえておけば、
はっきり言って、あとは単語だけ分かっていればなんとかなります。
中学の英語の学習なら、ほぼ単語の暗記と言い換えてもいいぐらいです。逆にそれぐらい英単語の学習は大切だということです。
例によって、暗記に一番おすすめの方法は書き取りです。
ただ、英語の場合は発音や過去形、過去分詞系なども出てきますから、これらも一緒に覚えてしまうのが一番効率がいい方法になります。
英語は書き取りしながら発音もする
これが一番効率のいい学習方法です。発音の時はアクセントの場所にも注意しておくといい結果が得られます。
また、単語などの書き取りの場合は、1単語につき5回の書き取りが一番効率がいいと考えています。
過去形や過去分詞系も同時に覚える場合は、書き取りする単語数が増えるので3回程度でいいと思いますが、1回書き取りしただけで次の単語には進まないようにしてください。
1回の書き取りで覚えられるほど人の頭は都合良くできていません。
まれに1回書き取りしただけでも十分に覚えてしまう人もいますが、その人は単純に頭がいいです。
私を含めほとんどの人はそれほど頭がよくないはずなので、とりあえず単語の書き取りは5回(過去形・過去分詞系も含む場合は3回)に設定しておくのがいいでしょう。
1回の学習で覚える単語数は15~20ぐらいがベター
テスト範囲の勉強だと分かりやすいですが、新しい単元で出てくる単語数は大体このぐらいではないかと思います。
15分一区切りの学習方法なら、単語15個なら1単語1分で進めていけます。
5回の書き取りならそのぐらいがちょうどいい数だと思うので、1分1単語で計算すると学習内容を組み立てやすいのではないかと思います。
私が中学生の時は、英語の学習は基本的に単語に重点を置いていました。
その理由は説明しているので省きますが、人によっては文章全てをある程度覚えてしまう方が効率よく覚えられる人もいると思います。
英語も日本語と同じ言葉ですから、文章ごと覚えてしまうという学習方法も実は効率がいい方法です。
このような学習方法を取る場合は、教科書の文章を音読するのが一番です。
文章になるとさすがに書き取りは大変ですし、1つの学習内容を15分以内に収めるのであれば、音読が一番だと思います。
また、教科書を音読して内容を把握しておけばテストの時に本文を読む時間を節約できます。
あまりこの方法に頼り過ぎると受験の時に泣きを見ますが、テスト対策としては十分有効な方法です。
教科書の内容をある程度把握しておけば、テストの時に問題分を読む時間を減らせるので、その分問題を考える時間に充てることができます。
学習方法としてはやや遠回りになりますが、色々な本(日本語のでいいです)を読んでおくのも私がおすすめする学習方法になります。
単語だけの学習だとある点数からは伸び悩んでしまうと思います。
それが熟語の存在です。
英語は熟語になると本来の単語の意味とはちょっと違う内容になったりしますから、熟語を把握しておくのも非常に大切です。
熟語の学習は例文をそのまま覚えてしまうのが手っ取り早い学習方法です。
実は私は英語があまり得意ではありません。
ただ、英会話などでも会話の英文をそのまま覚えるのが非常に有効な学習方法だというのもあるので、例文をそのまま覚えてしまうのは効率のいい学習方法になります。
熟語の部分だけを覚えようとするより、例文をそのまま覚えてしまう方が、その例文に出てくる単語も同時に覚えられるので、熟語だけの暗記よりちょっとお得です。
例文の書き取りの際にも音読するのがおすすめです。
英語も言葉ですから、しゃべって覚えるのが一番です。
前回もお話した五感を使って覚える方法にも沿っていますし、英単語や英熟語を暗記する時にはしゃべりながら勉強するのが一番いい方法です。
自室で勉強する時にしか使えないのが玉にきずですが、勉強は自宅でやるのが一番効率もよく、はかどる方法なので、できるだけ勉強は自宅でやるのがおすすめです。
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目ごとにテストで結果を出すための勉強方法をまとめた記事も参考になります。
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