お盆も明日で終わりですね。夏休みもそろそろ折り返し地点に来ていますが、宿題などは終わっていますか?
私は宿題をこのころまでには終わらせるようにしていたので、夏休みの終わりに焦って宿題をやるなんてことはありませんでしたが、みなさんはどうでしょうか?
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目の勉強方法も参考になります。
それでは、今日も本を紹介していきます。今日は数学的思考を鍛える本の紹介です。
理数系に進まない方にも役に立つ本ですので、ぜひご覧ください。
ここ数年の就職活動などの面接時によく使われた質問や問題の対策としても利用できる本です。
簡単に要約すると「仮説の立て方」を学べる本です。ビジネスシーンでもよくあることなのですが、答えが全く分からない問題に対して、その答えを論理的に導き出すためにどのような情報が必要であるかを考える、いわゆる数学的思考、ロジカルシンキングを鍛える本です。
就職活動中の学生にもおすすめです。知っておくと非常に便利な手法ですから一度読んでみるのをおすすめします。
例えばこんな問題です。「日本全国の牛の数」「長野県のそば屋の数」「胃腸薬の市場規模」といったものです。
直感では見当がつかない荒唐無稽な数量を、知っている知識だけをもとにして、合理的な過程とロジックを駆使して、短時間で概算する手法が学べます。
「風が吹けば桶屋がもうかる」なんてことわざがありますが、これは本当に正しい考え方なのでしょうか?
風が吹く→砂が舞う→目に入って失明する人が増える→目の不自由な人は三味線を買う→三味線には猫の皮が使われるので猫が減る→ネズミが増える→ネズミが桶をかじる→桶が売れる→桶屋がもうかる
となっていますが、風に吹いた砂のせいで失明する確率はそうそう高いものではありません。
本来の意味は、バタフライエフェクトのように、一見すると全く関係がないと思われる場所や物事に影響が及ぶことのたとえです。が、論理がかなり飛躍しているので、現代では可能性の低い因果関係を無理矢理つなげてできたこじつけの理論や言いぐさを指すこともあるそうです。
社会人になってからはほぼ必須となるロジカルシンキングですが、学生時代に学んでおく方がいいでしょう。就職活動での面接などでもこの辺りの知識を聞かれることも多くなっています。
「逆」「裏」「対偶」などの紹介や帰納法などの論理的思考方法の紹介とその落とし穴、MECEと呼ばれるMutually Exclusive,Correctly Echaustiveという「モレがなく、ダブリもない」全体像の捉え方も学べます。
論理的に伝える方法も紹介されているので、小論文や記述問題などの強化も狙えるかもしれません。
この本はかなり上級者向けになりますが、私が販売責任者として、店舗の運営を担当していた時に読んだ本です。
商品の販売数量を予測するにはどうしたらいいかを考えるために非常に役に立つ本です。
ちょっと難しいので、難しすぎると感じる方は下の本を先に読んでおくといいと思います。コンビニのPOSレジなどにはこういった計算式が入っているので、だれでも注文予測などをすることができるようになっています。この仕組みを理解しておくことも重要ですよ。
主にTCSI分離法が役に立つと思います。
上で紹介した本が難しすぎたために、ワンクッションとして私が勉強に使った本です。経済学部などでは統計学を学ぶことも多いのですが、私はそもそも数学があまり得意ではないので、ちんぷんかんぷんでした。
この本ではカフェの需要予測を例に出しているので、感覚でも理解しやすい内容になっています。
絵がかわいらしいですが、なかなか本格的です。舐めすぎると痛い目を見るかもしれませんので注意して下さい。
数学と聞くと拒絶反応がでてしまう人も多いとは思いますが、いろいろと応用が利く学問でもあります。
社会人になると切手も切れない数字の話も、数学(の一部手法)を使うと簡単に分かることもありますから、その仕組みを学んでおくのもいいことだと思います。
学校のテストで点を取ることだけが勉強ではありませんから、こういった書籍もちょくちょく紹介していければと思っています。
この記事をご覧の方には「勉強のコツ|学習の質を簡単に上げることができる4つの方法」も参考になります。
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