「2016年4月のシストレ24運用収支結果報告」で月末あたりに大損していますが、これにはいくつかのポイントがあります。シストレ24初心者が陥りがちなチェックポイントを3つに絞ってまとめました。
この記事をご覧の方には「シストレ24でFX初心者でも週に数万円の勝ちを積み上げる方法」も参考になります。
推奨証拠金額の100%を超えたストラテジーの運用をしてしまうと、ロスカット判定を受け猶予30秒程度で全ての建玉が決済されてしまうことがあります。
アラート・ロスカットについては公式サイトでも説明されています。
できる限り推奨証拠金額の80%を超えないストラテジーの運用をすること、少なくとも推奨証拠金額の90%超えないようにすることを常に意識しながらストラテジーの入れ替えを行う必要があります。
私が初めてロスカットを受けたのは2016年4月19日のことでしたが、ロスカットされる直前の建玉一覧は↓の画像のようになっていました。
間違えないでおきたいのは、取得している建玉の損失額は関係ないという点です。
あくまでも推奨証拠金額の100%を超えた段階でロスカットは発生します。
↑の画像の状態からでも利益を出すことは十分可能なのですが、ロスカットのタイミングが最悪でした。画像では73,920円の含み損が出ていますが、ロスカットされた時は12万ほどの含み損になっていました。
ストラテジーを選んで取り扱い通貨数を決めた時にはしっかり推奨証拠金額を下回っていたのですが、取引の途中、恐らく建玉を所持している状態では相場の変動に合わせて推奨証拠金額も変動するようです。
気付いた時にはもう手遅れでしたが、回避の方法もありました。
所持している建玉の含み損が大きい時に推奨証拠金額100%を超えそうになってしまった場合でもいくつかの方法で対応することができます。
早めに行える対応としては、建玉の1部を手動で売却し、すぐに稼働中のストラテジーの取り扱い通貨量を減らす(または稼働を止める)ことです。
私もロスカットされる直前までリスク回避のために一部建玉を処分しておき、ストラテジーの取り扱い通貨量を減らすことを考えていました。
結果としては間に合いませんでしたが、ロスカットされる2時間前に決断できていたら損失は半分程度まで減っていたと思います。
直接的な対応としては推奨証拠金の追加入金が挙げられます。私が実際にロスカットされたのは23時頃だったのですが、海外市場は時差の関係で開いています。
シストレ24は日本の取引市場で運用しているわけではないようで、日本時間とは6時間程度の時差があります。
通常の振込入金では翌日の対応になってしまうので間に合いませんが、シストレ24には即時入金というシステムがあるので、大手都市銀行からの入金なら即座に反映されます。
数万円程度でもこの段階で入金ができていればロスカットはされず、むしろ利益を出していたかもしれないのは本当に悔やまれます。
私はシステムトレードをするからには、ストラテジーには取引数を多くしてもらって利益確定のタイミングを早めてもらいたいと考えています。
実際に「2016年4月のシストレ24運用収支結果報告」の途中段階では2万円ほど利益が出ている状態になってもいました。
ただ、コツコツ高勝率タイプのストラテジーの弱点として負ける時は連続して大きく負ける傾向があります。
なので所持している建玉の動きが心配になるレベルで含み損を出している場合などは、リスク回避のために含み損が低い段階で半分程度の建玉を手動決済してしまうのも1つの方法です。
私はFX初心者なので、相場感は全くありません。ただ、今までの経験で負ける(=苦手な)相場に入ったコツコツ高勝率タイプのストラテジーほど恐ろしいものはないと思っています。
自動売買とはいっても、ストラテジーや建玉の状態はこまめにチェックしておく方が無難です。
関連記事「シストレ24で人気のストラテジーを選ぶ方法|ステータスの組み合わせについても解説」
ストラテジーの好みは本人の性格や投資に対する考えでも変わってきます。
私はコツコツ高勝率タイプのストラテジーが好きですし、恐らくこれは今後も変わりません。
人によっては一発が大きいストラテジーが好きなこともあるでしょうし、私とは全然違った考えでストラテジーを選んでいる人もいると思います。
ただ、どういったタイプのストラテジーを選ぶにしても、ストラテジーと建玉の状態をこまめにチェックするのは必須だと考えています。
当たり前のことですが、システムトレードに慣れてくるとこの辺りの当たり前のことを見逃してしまいがち(私は実際に見逃しました)なので注意が必要です。
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