これからアフィリエイトを始めようと考えている初心者の方に向けて、アフィリエイトの基本を解説したページです。
アフィリエイトについての説明やアフィリエイター・アフィリエイトサイトの紹介、稼げるようになるまでの期間やアフィリエイトの禁則事項、アフィリエイトが今後どうなるかについてまで、私の経験も踏まえてお伝えします。
この記事をご覧の方には「ストックビジネスではなくフロービジネスのアフィリエイトサイトは資産になるか?」も参考になります。
アフィリエイトとは、マーケティングから営業・販売の流れをネット上で行うことです。
ウェブサイトなどで、特定の層を集客し、商品などの販売を行います。
マーケティング=集客とセールス=営業・販売のどちらに重点を置くかは運営者によって変わります。
また、アフィリエイトを本業や副業で行う人のことをアフィリエイターと呼んでいます。
アフィリエイターにもジャンルやカテゴリーがあります。
例えるなら、野球選手やサッカー選手に違いがあるようなものです。
ただ、アフィリエイターを分類することに、それほど意味はありません。自身がどのようなアフィリエイターを目指すのか考える際に役に立つ程度でしょう。
アフィリエイターには大きく分けて3種類のタイプがいます。
多くのアフィリエイターはディレクタータイプになると思います。
しかし、最近ではライターの方がサイト作成を行ったり、ディレクターの方がライター業を行ったりするなど、これらの区別に意味がなくなりつつあります。
アフィリエイターの仕事は集客と販売です。人によってどちらに重点を置くのかは違っています。
ライターで紹介したヨッピーさんやARuFaさんは面白いことをして多くの方を集客するのを得意としている節があります。
彼らは集客を得意としていますが、販売はそれほどでもないことが多いです。
もちろん、全体的な傾向というだけで、本気で売りにきている記事もあったりします。
ディレクタータイプのいわゆるアフィリエイターは、販売に重点を置いている方が多いです。
もちろん、集客にも力を入れるのですが、毎月数十万円以上稼いでいるサイトのアクセス数が数万というケースも頻繁に見受けられます。
購入意欲の高い客層を集客するのを得意とする方が多いようです。そのため、あまり知られていない方もたくさんいます。
また、アフィリエイトは自社の商品を販売しても構いません。
ここ最近、公式サイトがコンテンツマーケティングを始めるなど、自社商品のPRサイトを作成する動きも加速しています。
ASPとはアフィリエイトサービスプロバイダ(Affiliate Service Provider)の略です。
個人や法人の運営するウェブサイトに対して広告掲載を依頼し、広告主から中間マージンを得ています。
ASPが提供するプラットフォームを利用すれば、特別な知識がなくでも広告の設置ができ、クッキー(cookie)などで成果の発生したサイトが判別されます。
アフィリエイターの収益化=マネタイズを助けてくれるサービスと考えればいいでしょう。
有名なASPでは、クリック報酬型のグーグルアドセンスや成果報酬型のA8ネットが有名です。
関連記事「アフィリエイト初心者におすすめのASP|A8ネット・グーグルアドセンス・アマゾンアソシエイト」
アフィリエイトサイトかどうかを判断するのは、広告の有無ぐらいしかないでしょう。
広い意味なら、新聞のようなウェブメディアだってアフィリエイトと呼べます。
ウェブメディアは、集客さえできれば一定の需要が発生し、広告を掲載するメリットが出るからです。
アフィリエイトの悪いイメージに、根拠のないランキングサイトがよく挙げられます。
ですが、価格ドットコムのようなサイトも広い意味ではアフィリエイトサイトです。
アフィリエイトサイトをジャンル分けするなら4つに分けることができます。
ブログタイプ・ウェブタイプのそれぞれに、ジャンル特化型とごちゃまぜ型があります。これらの組み合わせが4種類です。
まだ○○なの?(炎上煽りが多いためリンク無し)
【mineo×iPhone】マイネオの評価/評判
ひとつだけリンク先を掲載していないのは、当該サイトが炎上や煽りが多く、人を不快にさせることの多いサイトであるためです。
ひと昔前は消耗していることが多かったのですが、今では仮想通貨にご執心のようですね。
ちなみに、私が運営するサイトはブログタイプのジャンル特化型が多いです。
アフィリエイトを検討している方の多くが、稼げるようになるまでに必要な期間を気にすることでしょう。
極稀に1ヶ月目から成果を出す人ももいますが、早くて3ヶ月~半年の間サイトを運営しないと、まともな収入を得るのは難しいでしょう。
半年程度なら早い方で、サイトのジャンルによっては、1年や2年ぐらいの期間が必要になるケースも多いです。
アフィリエイトは参入は簡単なのですが、継続するのがかなり難しい業種です。実質的な参入障壁として、稼げるようになるまでの期間の長さが挙げられるでしょう。
副業であれば収益が低くても続けることができますが、専業で数年続けている方は相当な実力者であると考えて間違いありません。
先に紹介したアフィリエイトサイトのように、既に活躍しているサイトは綺麗で整っているウェブサイトであることが多いです。
ただ、綺麗なサイトが必ずしも稼いでいるとは限らない点は覚えておいた方がいいでしょう。
ヨッピーさんは、スポットは儲かっていないと公言していますし、もしかしたら、紹介したサイトがそれほど儲かっていない可能性もあります。
あくまでもアフィリエイトで重要なのは集客と送客なので、綺麗なサイトを作るに越したことはありません。しかし、綺麗なサイトでなければ稼げないということもないのです。
私が毎月20万円以上安定して稼げるようになったのは、アフィリエイトに挑戦してから2年ほど経った頃でした。
副業として挑戦していたので、さほど収益は重要ではなかったのですが、それでも安定して利益を上げるようなサイトを作るのは非常に難しいと実感しています。
作成したサイトは10サイトほどで、全く鳴かず飛ばずだったサイトもいくつかあります。今は7サイトほどを運営していますが、ほとんど収益のないサイトもあります。
まだまだ勉強中の身です。
初心者の頃ほど作業の前に考え込んでしまい、肝心のサイト作成が進まないことがよくありました。
ですが、”下手の考え休むに似たり”ということわざがあるように、初心者はとにかく手を動かしてサイト作成を進める方がいいことに気付きました。
ある程度実践しないと、理解を深めることはできません。悩む暇があったら具体的な作業を進めた方がいいでしょう。
アフィリエイトでやってはいけないことの最上位は、コピペに代表されるパクリです。
ウェブコンテンツは複製が簡単なので、コピペをやりたくなってしまう気持ちは分かります。
ですが、アフィリエイトをやっているかどうかに関わらず、ウェブサイトのコピペは禁則事項です。
コピペが大きな問題となったのは、DNAが運営するウェルクやナナピというキュレーションサイトが有名です。
この問題では、代表取締役が記者会見で謝罪し、サイトを閉鎖するなど大きな損失を会社にもたらしました。
このようなサイトが幅を利かせてしまうことの問題は、まともな情報提供者がいなくなってしまう可能性があることです。
コピペやパクリを放置していると、まともなウェブサイト運営者が撤退してしまい、インターネットで情報を探すことができなくなるという可能性もあるのです。
コピペやパクリは論外としても、アフィリエイトをするなら広告主が不利になることはするべきではないでしょう。
これは単に広告主の悪口を言うなということではありません。
商品レビューでひたすら褒め称えたところで、訪問者が商品を購入することはないでしょう。
完璧な商品などはないので、メリットだけでなくデメリットも記載されていた方が安心して商品を購入することにつながります。
広告主が不利になるというのは、商品のデメリットだけをあげつらうことはもちろん、負の感情を高め、ヘイトを集めてしまうようなサイトも作るべきではありません。
一部のアフィリエイトサイトを紹介しなかったのも、広告を掲載する媒体として不適切だと判断しているからに他なりません。
つい最近、YouTubeが広告掲載基準を厳しくしました。
YouTubeからの送客は「質が悪い」と言われることが多かったようです。
というのも、YouTubeは炎上などヘイトを集めるコンテンツも多いので、出稿している広告主にマイナスのイメージを抱いてしまうリスクも高いのです。
ここ最近で集客の数だけでなく、質も問われるようになっています。
「質」とは何かという哲学のような話にもなりかねませんが、具体的な対応は、プラスの感情で広告を見ることができるコンテンツを提供していれば問題にはならないでしょう。
なお、グーグルアドセンスを利用する場合はアダルトコンテンツに広告を出稿することもできません。
テレビや新聞などのオールドメディアが凋落しているように、アフィリエイトも今後長く続けられるかどうか不安に感じる方もいるでしょう。
ただ、オールドメディアの凋落は価値観の多様化も原因としてありますが、情報媒体としての価値を著しく棄損したことも大きな原因です。
思想や信条ではなく、コンテンツに力を注いでいれば、ここまで落ちぶれることもなかったでしょう。
オールドメディアの凋落に伴いウェブメディアへの広告予算が増えている側面も無視できないと考えています。
これからどのように技術が進歩しても、マーケティングを伴う集客や販売・セールスが不要になることはないでしょう。
ウェブメディアという媒体がなくなってしまうことはあるかもしれませんが、アフィリエイトのような仕組みがなくなってしまうのは考えづらいです。
最近話題のAIがウェブメディアを支配するのではないかと疑心暗鬼になる方もいるでしょう。
私の個人的な考えでは、AIのウェブメディア進出は7年ほど先になると考えています。
現状では、AIは東大に合格するのが絶望的と言われる状況です。特に国語を苦手としていて、文脈を読むという行為ができるようになるには、まだまだ時間がかかると考えられるからです。
AIが進出するのは、裁判官や弁護士、会計士や税理士のような、大量のデータを読み解いて答えを見つけるような専門職が先でしょう。
次に考えられるのは、動運転技術の発展によるタクシーやバスの消滅、自動車産業の縮小など、メディア産業へのAI進出より先に、これらの業界にAIが進出するでしょう。
経済的には大きな打撃を受けるはずなので、廃業するアフィリエイターが増えることはあるかもしれません。
参考資料:ヤフーニュース- AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは「読めて」いるのか?
アフィリエイト初心者のためにおすすめのASPを紹介します。まずはこれらのASPに登録することをおすすめします。
・グーグルアドセンスこの記事をご覧の方には「アフィリエイトで稼ぐのは難しい|WEBやSEOの知識もないと儲からない」も参考になります。
アフィリエイトについてはこの書籍が参考になります。
よく考えれば当たり前な情報も多く、基本的な事項が多いですが、アフィリエイトで稼ぐために必要な知識が得られること間違いなしです。
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