みなさんは本を読んでいますか?
直接テストの点数が上がるわけではありませんが、読書は非常に勉強のためにもなります。
好きな教科がある人は、それに関わる書籍を読んでおくのをおすすめします。
私は動物の生態や植物の遺伝などが勉強では得意分野で、個人的に興味もある分野でした。
なので、いろいろな本も読んで知識を深めるのも楽しかったです。
とは言っても、なかなか学習に関わるような書籍を探すのは難しいですよね。
私も両親に手伝ってもらって、学習に関わる本を見つけることが多かったです。
(「あんた動物好きだよね?こんな本読んでみたら」のような感じで紹介されました。)
ここでは、私が個人的に読んだ本の中でも、理科の知識を深めるのに役立つ本を紹介したいと思います。
この記事をご覧の方は数学の勉強方法や国語の勉強方法、社会の勉強方法、理科の勉強方法、英語の勉強方法など個別の科目の勉強方法も参考になります。
シートン動物記はアーネスト・トンプソン・シートンという博物学者、作家、画家の書いた野生動物観察記です。
これらは全て自身の体験や見聞を基に作られているので、野生動物の生態を学ぶのに最適なものとなっています。
中でも有名な話をピックアップして紹介します。動物に興味がある方におすすめです。
シートン動物記は、文中の挿絵も著者が描いているという珍しいものです。一つ一つの話しがかなり詳細に描かれているので、それぞれの動物の生態についての理解が深められます。
牧場や農場に現れる動物を観察してたことが多かったためか、ややオオカミや犬の話しが多いと思います。
小学校高学年~中学生程度が対象年齢になります。
ファーブル昆虫記は小学校低学年ぐらいでも読みやすい昆虫の習性について書かれた本です。非常に広範囲の昆虫が取り上げられています。特にハチ類とフンコロガシに関する関するものが多いですね。
シートン動物記に比べ文章はやや柔らかく、読み物的な語り口と擬人化が多く使われています。
ファーブルは昆虫の行動を支える本能というものについて、深く考えようとしました。そのため、教科書などだけでは分からない多くのことも、この本には記載されていて非常に興味深い内容となっています。
こちらの本はやや難しい内容となっているので、高校生以上が推奨年齢になります。
ウイルスや遺伝子、細胞についての研究や説明、著名人の研究成果の紹介なども踏まえ、生命とは何かという問いに迫っていきます。
大分前に読んだ本だったので、少し内容の紹介に自信がありませんが、非常に面白い本です。特に生物学や生態学、遺伝学などを専攻したいと思っている学生におすすめです。
簡単に概要を紹介しておきます。
私自身が生態学や生物学、遺伝学を専攻していたので、少し偏りのある内容だったかもしれません。特に生物と無生物のあいだは、現役の大学生だった当時の私でも、難解な部分のある書籍でした。
最近では近くに動物や植物、昆虫が少なくなっているので、彼らの生態や行動についてよく分からないという人も増えているのではないかと思います。
都会にいるとなかなか体験できないことでも、本を読むことで疑似体験することができます。
そういった意味でも読書は自分の世界を広げてくれるものだと思っています。
興味がある本はどんどん読んでみて下さい。きっと何かの役に立ちます。
この記事をご覧の方には「勉強のコツ|学習の質を簡単に上げることができる4つの方法」も参考になります。
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