中学数学になってから新しく学習する内容は増えていきますね。代表的なのが未知数(X)ですが、これは中学受験に挑戦した人なら鶴亀算で経験済だったりします。
鶴亀算は連立方程式ですから、本来であれば中学二年生で学習する内容です。
それでも、しっかり考えていけば未知数を利用しなくても解くことはできます。単純に連立方程式というツールを使った方が楽に解けるというだけの違いです。
今日は、累乗と指数について説明します。
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累乗とは、ある一つの数同士を繰り返し掛け合わせるという操作の事です。これは例の方が分かりやすいと思います。
上のように、2を四回掛け合わせることを2の4乗といい、2⁴として表します。
累乗のほぼ反対のものとして、平方根というのも今後学習していきます。その他には因数分解などの時に累乗の考え方を利用することもあると思います。
単純にそういう表記をすると覚えておけばこの時点では問題ありません。
これは現時点ではあまり必要ありませんが、平方根を学習していく際に覚えておくと便利なものです。11~19までの2乗を暗記してしまうということです。
11² | =121 |
---|---|
12² | =144 |
13² | =169 |
14² | =196 |
15² | =225 |
16² | =256(にっころ) |
17² | =289(にはく) |
18² | =324(みにしみ) |
19² | =361(さむい) |
ちなみに、16~19の累乗には語呂合わせがあります。
「にっころ(256)にはく(289)みにしみ(324)さむい(361)」です。なぜか今でも覚えていました。これを機に覚えておくのもおすすめです。
指数とは累乗の表記の際に、上付き添え字として使われる数のことです。例えばm²であれば、²の部分が指数となります。
累乗を学習したことで、今まで単位として利用していた㎡や、㎥などの違いが分かった事かと思います。
平方とは2乗のことですので、平方メートルはメートルの2乗を表しています。
累乗や指数に関しては、このぐらいしかありませんので、今日はこれで終わります。
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