今回は植物のからだとはたらきについて解説します。というより、主に用語集となりました。テスト前の確認などでご利用ください。
この記事をご覧の方には勉強のコツ|理科編-学習する内容を明確な作業にする事例集も参考になります。
花のつくりとはたらきにかんする用語集です。
めしべ:一般的に花の中央にある花粉を受け取る器官
柱頭:めしべの先端
子房:めしべのもとの膨らんだ部分、受粉すると果実に変化する
胚珠:子房の内部にある小さな粒、受粉すると種子に変化する
おしべ:一般的にめしべの周りに複数あり、花粉をつくる器官
やく:おしべの先端にあり、花粉が詰まっている器官
受粉:めしべにおしべの花粉がつくこと
花弁:花びらのこと、めしべとおしべを保護している
がく:花弁の周りにあり、めしべとおしべを保護している
合弁花:タンポポに代表される花弁が合体した花
離弁花:アブラナに代表される花弁が離れる花
種子植物:花が咲き、種子を作ってなかまをふやす植物
被子植物:胚珠が子房に包まれた花をつける植物、アブラナ、タンポポ、サクラなど
裸子植物:子房がなく胚珠がむき出しの花をつける植物、マツ、イチョウ、スギなど
双子葉類 | 単子葉類 | |
---|---|---|
子葉 | 子葉が2枚 | 子葉が1枚 |
根 | 主根と側根 | ひげ根 |
茎 | 維管束が輪のように並ぶ | 維管束が全体にちらばる |
葉 | 葉脈が網目状 | 葉脈が並行 |
子葉:発芽して最初に出る葉のこと
双子葉類:子葉が2枚ある植物
単子葉類:子葉が1枚の植物
根毛:根の先端近くにある細かい糸のようなつくりのこと
主根:植物の体を支える太い根
側根:主根のわきからのびる細い根
維管束:道管と師管が束になった物
道管:植物の根から吸い上げた水などを運ぶ管
師管:葉で作られた栄養素などを運ぶ管
※道管と師管の違いが分からなくなった時は水道管と覚えればOK。水が道管です。
葉脈:葉に見られる筋、茎から枝分かれした維管束のこと
蒸散:植物が水をからだの外に放出するはたらきのこと
呼吸:生物が酸素を取り入れ、二酸化炭素を放出すること(好気呼吸)
※高校の生物では呼吸は酸素を利用して糖分などを分解しエネルギーを得ることになります
光合成:植物の葉が太陽の光を受けてデンプンなどの栄養分をつくること
葉緑体:葉の内側にあり、光合成をおこなう主体となるもの
※表皮と葉脈には存在しない
気孔:葉の裏側にある酸素や二酸化炭素、水蒸気の出し入れを行うところ
孔辺細胞:気孔をつくる細胞のこと
最後に社会人にもおすすめの理科の書籍を紹介します。
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